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総合評価トップを快走!~オリジナルドラマ『小さな巨人』の強さ~

5/26(金) 17:23配信

トレンドニュース(GYAO)

春ドラマは後半戦に突入した。
前半までの実績を、視聴率・録画数という量的側面と、満足度・見たい指数の質的側面で見ると、総合順位は3位『CRISIS』、2位『リバース』、そして1位は『小さな巨人』となった(注)。
長谷川博己主演『小さな巨人』は、警察ドラマだがテーマは組織に対峙(たいじ)する個人。『半沢直樹』『下町ロケット』『ルーズヴェルトゲーム』など、TBS日曜劇場がこれまで何度も放送してきた路線だが、今回少し違うのは原作を持たないオリジナルドラマだということ。
これが今期トップを行く原動力になっていると筆者は見る。

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(注):視聴率はビデオリサーチ社関東900世帯調査から。録画数・満足度・見たい指数はデータニュース社「テレビウオッチャー」関東2400人調査から。

■指標別に見るドラマの評価

視聴率で見ると、1位は6話平均で14.2%の『緊急取調室』、2位が13.2%の『小さな巨人』、3位10.8%の『CRISIS』。
トップとなった『緊急取調室』は、初回で17.9%とブッチギリの数字を出したことによる貯金が大きい。しかも5~6話と2話連続で数字を上げ、6話では14.3%になっている。安定感バツグンのドラマと言えよう。ただし他の指標は今一つで、総合順位ではベスト3に入れなかった。

満足度では1位が5段階評価で3.92の『リバース』、2位が3.91と0.01差の『小さな巨人』、そして3位は『釣りバカ日誌Season2 新米社員浜崎伝助』が気を吐いて3.88。
ところが『リバース』は、録画数でも2位と気になるドラマにはなっているものの、視聴率が一桁と今一つ。結果として実際に見た人が「絶対見る」2点・「なるべく見る」1点・「見るかも知れない」0点・「たぶん見ない」-1点・「絶対見ない」-2点で計算した「見たい指数」も、回答者の絶対数が少ないために上位に入れなかった。結果として総合評価では3位に甘んじた。

録画数では、1位は2400人中144人の『CRISIS』、2位が135人の『リバース』、3位は134人と2位と1人差の『小さな巨人』となった。
規格外の犯罪に挑む規格外のチームを描いた『CRISIS』は、そのスケールの大きさと迫力から、見たい指数でも2位、視聴率で3位に入り、総合順位は2位に輝いた。フジテレビのドラマが低迷する中、同じ系列の関西テレビのドラマはこのところ元気が良い。今期も関テレの底力を見せつける力作となっている。

見たい指数では、1位は236ポイントで2位以下を大きく引き離した『小さな巨人』、2位が199ポイントの『CRISIS』、3位は195ポイントの『緊急取調室』。
実際に『小さな巨人』は、「テレビウオッチャー」調査では5~6話になっても新たに見始める視聴者が二桁と、唯一新規視聴者をたくさん集め続けている。満足度2位も含めた内容への評価の高さに加え、話題性が強い集客力となり、視聴率も2位、録画数も3位と、唯一全指標でベスト3入りを果たすバランスの良さとなっている。

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