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【インディ500】アロンソ車の広告料金は無料! マクラーレン「F1での露出効果の損失を補う」と説明

5/26(金) 13:23配信

motorsport.com 日本版

 フェルナンド・アロンソがインディ500で乗るアンドレッティ・オートスポートのマシンは、マクラーレンの伝統的なカラーリングが施され、F1チーム(マクラーレン・ホンダ)のパートナー企業のロゴが、そのまま掲示されている。エントラント名も”マクラーレン・ホンダ・アンドレッティ”である。

【写真】マクラーレン・ホンダのF1マシン。カラーリングは違えど、インディもスポンサーは同じ

 マクラーレンのエクゼクティブ・ディレクターであるザク・ブラウンは、インディ500のマシンに貼り付けたF1マシンと共通のスポンサーロゴについては、一切の請求をしないという。その理由についてブラウンは、不調に喘ぐF1チームの成績によって生じたスポンサー企業の”損失”を埋めるためだったと語る。

「これは、パートナーに提供する、大規模なモーターレーシングプログラムの一環として行っていることだ」

 そうブラウンは言う。

「それは、我々が追加で料金を請求するようなものではない」

「良いパートナーとしては、提供しているもの、できていないものを認識する必要がある。我々はコース上で、それを提供できていない。そういう事実は、彼らの露出効果に直接的な影響を与える」

「だから、(今回のインディ500への参戦は)我々の露出量が少ないことで発生している損失を補うための、素晴らしい方法だ。我々はこれが正しいことだと感じた。商業的には、我々が約束した露出を、パートナー企業に提供することができるということになる」

 今週の日曜日、フェルナンド・アロンソはインディ500の決勝レースに、5番グリッドから挑む。その数時間前には、代役として急遽F1復帰を果たしたジェンソン・バトンとストフェル・バンドーンが、モナコGPを走る。

 2回ワールドチャンピオンに輝いたドライバーが、モナコGPに出走しないというのは大きな痛手となるはずだ。しかし、F1の新オーナーであるリバティ・メディアは、今回のアロンソのインディ500参戦について、強くサポートしているという。

「彼らは今回のことを気に入っている」

 そうブラウンは語る。

「私はちょうど、(リバティ・メディアのCEOである)グレッグ・マフェイと一緒にいた。そして彼は今回のことについて”とてもクールだ”と思っている。これはとても良いストーリーだと思うし、誰にとっても大きな露出を生み出す」

「実際には、今は人々がマクラーレンのレースを見るためだけに集まるような、そんなポジションにはいない。でも、ふたりのドライバーを走らせ続けるより、ジェンソンを戻した方が、より話題性があったというのは事実だと思う」

「アメリカでは大きな物語を作り出したし、そしてここ(モナコ)ではさらなる話題を生み出した。我々は何かを犠牲にしたとは思っていない。なぜなら、我々はレースに勝つためにここにきているし、ジェンソンはすぐに軌道に乗ったからだ」

「我々はここモナコで入賞することを目指しているし、同時にインディ500での成功も手にしたいと思っている。そのようにして、我々はふたつのことから、3つの素晴らしい結果を引き出す」

Lawrence Barretto