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麻雀界のトッププロ多井隆晴「羽生善治先生みたいに1億円稼ぐ人が出てきてほしい」

5/26(金) 10:00配信

AbemaTIMES

 全国に2000人以上もいると言われるプロ麻雀の世界で、頂点に立つ男がいる。麻雀プロ団体RMUの代表も務める多井隆晴(45)だ。運の要素も勝敗を左右する麻雀にあって、2016年にはトッププロによる長期リーグ戦「RTDリーグ」と「麻雀日本シリーズ」の2冠を達成し、自他ともに認める最強プロになった。月の大半を麻雀番組の出演と対局で過ごし、休日もひたすら麻雀番組を見ながら研究する男は「いずれ(将棋の)羽生善治先生みたいに1億円稼ぐ人が出てほしい」と、大きな夢を語った。

 今年で麻雀プロ生活、約22年。アマチュア時代にプロ・アマ混合の大会で決勝に残ったことをきっかけに「麻雀で食っていこう」と、勤めていた証券会社を辞め、プロ入りした。「正直、あの頃は若気の至りでね。すぐに一番になれるんじゃないかと思っていました」と頭をかいた。06年に所属していた日本プロ麻雀連盟から独立し、自ら新団体RMUを立ち上げた。「とにかくみんなに愛される団体が作りたかったんです。ファンの方に、どんな試合が見たいか、プロにどうあってほしいかをひたすら聞きまくりましたね。当事、ミクシィも流行っていたから、それも使っていましたね」と振り返った。今ではTwitterがファンとの交流の場になっている。「そんな感じだから、今でもリプライがあると全部に返信するんです。ミクシィ当時からそうだったので。あと『多井』という話をしている人を見かけては、こちらから話しかけにいきました」と、ファンの声を聞くことに大量の時間を割いた。

 キャッチフレーズとして「最速最強」とうたっているだけに、麻雀の実力はファンだけでなく、周囲も認めるところだ。他団体のプロの1人も「多井さんの勝率は、確率論を超えたところにある」と驚がくしていた。ただ、当の本人は麻雀の技術について、あまり多くは語りたがらない。「麻雀プロは、ただ麻雀が強ければいいとは思っていないんです。麻雀の修行だけしていれば競技選手にはなれるけど、世間で認められるという意味では『プロ』ではないなと思うので」と持論を語った。また、麻雀の実力は「人間力です」ともいう。「麻雀は自分の視点、相手の視点、客観的な視点の3つ持たないと強くはなれない。相手の気持ちになれない、空気を読めない人は弱いんです。だから麻雀以外の勉強もたくさんしないといけないんですよ」と真剣な表情で答えた。

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最終更新:5/26(金) 10:27
AbemaTIMES