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日本の学校制度説明 横浜市、支援拠点で29日から

5/26(金) 23:59配信

カナロコ by 神奈川新聞

 外国につながる児童生徒の急増を受けて、横浜市が初めて開設する日本語支援拠点施設(中区山田町)で29日から、外国籍などの家庭向けの学校ガイダンスを先行実施する。8月末からの全面実施を前に、日本の学校制度の説明や提出書類の記入支援などを行い、学校生活にスムーズに入れるよう支援する。

 中国とフィリピンからの転入者が多いことから、ガイダンスは中国語、タガログ語、英語、やさしい日本語でそれぞれ説明する日を設ける。先行実施では毎週月・火曜に開催し、対象を中・南区の小中学校に新たに転入する児童生徒や保護者に絞るが、8月末からは全区に拡大する。

 同施設は市立富士見中学校跡地に新設し、3階建てで総床面積1650平方メートル。8月からの全面実施では2階でプレクラスを行い、ロッカーや机などを置いた典型的な教室仕様の部屋で、1カ月間にわたって日本の学校生活を体験したり、集中的に日本語を学んだりする。3階の日本語教室も今月29日から運用を開始する。1階はコミュニティーハウスとなる。

 市教育委員会によると、外国籍や外国につながる市内の児童生徒は昨年5月1日現在で8423人に上り、3年間で2割強増えた。市教委は「日本語が分からない児童生徒も安心して学校に通えるよう支援したい」と話している。