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おおしま国際絵本コンクール 国内外から応募255点

5/26(金) 1:26配信

北日本新聞

 射水市大島絵本館は25日、おおしま国際手づくり絵本コンクール2017に、国内外から一般、しかけの2部門を合わせて昨年より61点少ない255点の応募があったと発表した。このうち、しかけは31点だった。作品は同日から6月11日まで同館で展示している。

 国内は38都道府県から応募があり、大阪の33点が最も多く、富山と東京の32点が続いた。海外はイランからの1点のみで昨年の3点、一昨年の7点を下回った。

 応募者の年齢は19~88歳と幅広く、10~20代が約3割、60代以上が約2割を占めた。作家志向の人から趣味で創作している人まで多彩な出品があり、CGや切り絵・貼り絵を用いた作品が増えている。テーマは子どもの成長、いじめ防止、自らの戦争体験を描いた作品などがあった。

 審査結果は7月5日に発表し、入賞・入選作を同日から7月23日まで展示する。表彰式は同22日。最優秀賞に賞金10万円を贈り、作品は出版される。同館を運営する射水市絵本文化振興財団が主催。北日本新聞社など後援。

■他県コンクールに流れた可能性も

 応募点数が5年ぶりに300点を下回ったことについて、射水市大島絵本館の担当者は「高額賞金を出す他県のコンクールに一部の出品者が流れた可能性がある」と分析している。

 昨年始まった新潟県三条市の「手づくりしかけ絵本コンクール」は最優秀賞の賞金が射水市の10倍の100万円。同市のしかけ部門は昨年の57点からことしは31点に減り、例年の常連で応募しなかった人もいるという。

 ことしで7回目となる和歌山県有田川町の「絵本コンクール」は最優秀賞に賞金50万円と特産のみかん100キロを贈っている。

 射水市のコンクールは23年の歴史があり、最優秀賞受賞者でプロになった人が少なくとも5人いる。立野幸雄館長は「今のところ賞金額を上げる考えはない。プロへの登竜門でもある射水市の特色をアピールしていきたい」と話している。

北日本新聞社

最終更新:5/26(金) 1:26
北日本新聞