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根本悠生がランボルギーニの若手育成プログラム加入。スーパートロフェオでは4戦連続表彰台

5/26(金) 13:45配信

オートスポーツweb

 ヴィンツェンツォ・ソスピリ・レーシング(VSR)からブランパン・ランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパに挑む根本悠生が、第3・4戦シルバーストンで2戦連続表彰台を獲得。また、これまでの活躍が評価され、2017年度のランボルギーニ・スクアドラ・コルセ・ヤングドライバーズ・プログラムに選抜された。

【写真】根本悠生/ラファエル・アバーテ組6号車ランボルギーニ

 2016年はVSRからイタリアGTのスーパーGTカップへスポット参戦し、6戦中5勝という成績を残した根本。

 チームにその腕を買われ、今シーズンはVSRのドライバーに正式起用。ブラジル・ストックカーレースのチャンピオン、ラファエル・アバーテとコンビを組み、4月の第1・2戦では連続表彰台を獲得する走りをみせている。

 そんな根本とアバーテは、5月13~14日にイギリス・シルバーストンで行われた第3・4戦に参戦。両レースとも2位表彰台を獲得し、連続表彰台獲得記録を伸ばした。

 この大会がシルバーストン初走行となった根本は、公式練習でセッティングを微調整しながら走行。途中、雨が降るなど難しいコンディションとなったが、公式予選と決勝に向けてマイレージを稼いだ。

 予選では第3戦のグリッドを決める予選1回目をアバーテが、第4戦のグリッドを決める予選2回目を根本が担当。アバーテはセッション中にイエローフラッグがレッドフラッグが出される不運もあり、7番手タイムに終わる。

 一方の根本は、予選2回目がスタートすると早々にコースイン。1回目のアタックで2分2秒634のトップタイムをマークする。

 以降、ライバルたちも果敢にアタックを行ったが、根本のタイムを上回るマシンは現れず。根本は参戦2ラウンド目にしてポールポジションを手にしてみせた。

 予選後に行われたレース1では、スタートを担当したアバーテはタイヤを温存。ステアリングを引き継いだ根本はタイヤのパフォーマンスを引き出して次々とライバルをオーバーテイクしてみせ、トップと0.9秒差の2位でチェッカーを受けた。

 しかし、レース後、ピットインした際の停止時間が規定より短かったとしてタイムペナルティが課せられ3位に後退。その後、2位に繰り上がったチームに車両規則違反が見つかり、ふたたび2位の座を取り戻した。

■ランボルギーニの若手育成プログラム加入は「大きな第一歩」

 翌14日のレース2では、根本がスタートドライバーを担当してポールポジションからスタート。序盤にセーフティカーが導入される波乱もあったが、リヤタイヤを温存しながら首位の座を守ってアバーテにステアリングを引き継いだ。

 ピットアウト後もアバーテがトップの座を守っていたが、レース終盤に向けて周回遅れの車両が多発。この処理に手間取った隙を突かれ、残り2周のところで23号車にオーバーテイクを許してしまい2番手に後退。そのままチェッカーを受けた。

 なお、優勝は逃したものの、4レース連続で表彰台を獲得したことで、根本とアバーテはドライバーズランキングでトップと1点差の2位に浮上している。

「週末を通じていいペースを維持することができました。ドライバーとしての大きなミスもなく、つねに安定したドライビングができたのはとてもよかったです」と根本。

「その一方で、トラフィックの処理にもう少し改善の余地があると感じましたので、次戦のフランス・ポールリカールではよりすばやく処理できるように意識してドライビングしたいと思います」

「初めてのポールポジション獲得、そしてレース中のベストラップを更新しながら後続を引き離す走りができたのは、自分の持っている力をしっかりと発揮できた証明だと思います。シリーズランキングでは1点差の2位につけていますので、次戦では優勝してランキングトップに立つことを目指します」

 また、根本はこれまでの活躍が評価され、5月22日付けでランボルギーニ・スクアドラ・コルセのヤングドライバーズ・プログラムに4期生として加わることが決定した。このプログラムはランボルギーニの若手育成プログラムで、トップクラスのGT3ドライバーへ成長させるべく、フィジカルやメンタルも含め、多角的に指導が行われるもの。

 根本は「僕にとっては突然の発表でしたが、ランボルギーニのモータースポーツ部門であるランボルギーニ・スクアドラ・コルセのヤングドライバーズ・プログラムの一員に抜擢され、とても光栄に思っています」とプログラム加入を語った。

「プロフェッショナルドライバーを目指している自分にとっては、まさに大きな第一歩なので、このチャンスをしっかりとものにし、指導員や先輩ドライバーたちから、ランボルギーニ・ファミリーの一員として、多くのことを吸収させて頂きたいと思っています」

 ブランパン・ランボルギーニ・スーパートロフェオ・ヨーロッパの第3ラウンドは6月23~25日にフランスのポールリカールで行われる。

[オートスポーツweb ]