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5月25日の海外株式・債券・為替・商品市場

5/26(金) 5:41配信

Bloomberg

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は 次の通り。

◎NY外為:ドル上昇、FOMC議事録受けた前日の下げ一部埋める

25日のニューヨーク外国為替市場ではドルが上昇。原油相場の大幅下落が資源国通貨の重しとなる中、前日まで低迷していたドルは反発した。

この日はキリスト昇天祭の祝日で欧州の多くの市場が休場となったため、商いは比較的薄い。ドルは反発したものの、連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を受けた前日の下落分を埋めるまでには至っていない。

ニューヨーク時間午後5時現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.2%上昇。ドルは対円では0.3%上げて1ドル=111円84銭。対ユーロでは0.1%上昇の1ユーロ=1.1210ドル。

FOMC議事録によれば、大部分の当局者はもう一段の利上げが「近く適切になる」と判断した一方、投票権を持つメンバーらは、最近見られる経済活動の減速が一過性のものだという証拠を待つのが「賢明だ」とも指摘。トレーダーらはこれについて、今後の追加利上げのタイミングを不透明にする可能性があると述べた。

米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事はこの日、世界経済について、過去数年の状況よりも「明るさを増している」と述べた。

FOMCにおける不確実性の度合いを踏まえ、市場では6月会合での利上げの有無を見極める上で、来週発表される5月の米雇用統計はことさら重要になるとの見方が広がっている。エコノミスト予想では、5月の非農業部門雇用者数は17万7000人増が予想されている。4月は21万1000人増だった。また5月の失業率は4.4%と、前月から横ばいが見込まれている。

この日のドルは特に資源国通貨に対して大きく値上がりした。ニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が大幅続落。1バレル=50ドルの節目を割り込んだ。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟の主要産油国が減産措置の9カ月延長で合意したものの、予想通りの結果に終わったため、売りが優勢になった。原題:Dollar Recovers Only Slightly After Cautious Fed Minutes(抜粋)

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最終更新:5/26(金) 6:43
Bloomberg