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OPECの出口戦略欠如への懸念広がる-歴史的な減産延長合意受け

5/26(金) 11:13配信

Bloomberg

石油輸出国機構(OPEC)は原油減産延長に関する歴史的合意を祝福しているかもしれないが、今後はうやむやなままの3つの問いに直面することになろう。

3つの問いとはサウジアラビアとロシアとの有益だがもろい関係は合意期間中、維持されるのか。米国のシェールオイル生産急増はOPEC加盟国による減産計画の順守をはばみはしないか。そして最も厄介な問いは、OPECの長期的計画は何かということだ。

今週ウィーンで決定された減産措置の9カ月延長が来年3月に終了した際、2014-16年の生産量を定めない方針に戻る公算がある。この時は原油価格が1バレル=30ドルを割り込んだ。あるいはOPECは生産調整を継続する可能性がある。

JPモルガン・アセット・マネジメントのエネルギー投資責任者、エベレ・ケメリー氏はブルームバーグテレビとのインタビューで「出口戦略について明確なメッセージがないことを懸念している」と指摘。「今後の原油市場は18年に供給過剰になると予想している。価格安定が話題になっているが、価格が安定するためには終局を知る必要がある」と述べた。

ケメリー氏が示した戦略欠如への懸念は市場関係者の間で広がっているようだ。北海ブレント原油価格は、OPEC決定を受け5%下落し51.24ドルとなった。ロシアとサウジが先週、減産期間の9カ月延長支持を明らかにして以降の上昇分の大半が打ち消された。

原題:OPEC Leaves Market Guessing on Exit Strategy After Historic Pact(抜粋)

Javier Blas, Jack Farchy

最終更新:5/26(金) 11:13
Bloomberg