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【債券週間展望】長期金利低下か、米金利先高観が一服との見方で買い

5/26(金) 17:05配信

Bloomberg

5月最終週(29日-6月2日)の債券市場では長期金利の低下が予想されている。トランプ政権のの不安定化懸念から米長期金利の先高観が薄れており、円債市場でも連れて買い圧力が掛かりやすいことが背景にある。

長期金利の指標となる新発10年物国債の346回債利回りは23日、米金利上昇や国内で25日に実施される40年債入札に対する警戒感などから0.05%と、11日以来の水準まで上昇した。26日には日銀の国債買い入れオペや株安・円高を背景に買い圧力が強まり、0.035%まで低下した。

しんきん証券債券営業部の高井行夫金融市場アナリストは、「5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を受けて、債券には買い戻しが入っているような時間帯で、来週もこの動きが継続する」と予想する。「10年債利回りの0.05%では押し目買いというイメージが形成されており、8日にフランス大統領選後の金利上放れで生じた窓を埋めるような動き」を見込んでいる。

米10年物国債利回りは追加利上げ観測の強まりを背景に今月11日には2.42%と、3月以来の高水準を付けたが、その後は米政治の不透明感からリスク回避の動きが強まり、先週には2.1%台まで低下。今週は2.2%台での推移が続いている。

日銀オペ方針

日銀の長期国債買い入れオペは、31日に残存期間「1年超5年以下」と「10年超」が予定されている。31日には6月のオペ運営方針が公表される。

しんきん証の高井氏は、「6月の買い入れ計画自体は据え置きで無風通過」を見込んでいる。ただ、「5-10年ゾーンを減らしていきたいと思われ、相場が強ければ、200億円程度の減額を重ねて1月の4100億円に戻していくような形も考えられる」と述べた。財務省は30日に2年利付国債の価格競争入札を実施する。表面利率は年0.1%に据え置かれる見込み。発行予定額は前回と同じ2兆2000億円程度。6月1日には10年利付国債の入札が予定されている。償還日が3カ月延びるため、新しい回号となる。発行予定額は2兆3000億円程度に据え置かれる。

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最終更新:5/26(金) 17:05
Bloomberg