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グラミー候補になった新進R&Bシンガーのブライソン・ティラー、新作を1ヵ月前倒しでリリース

5/27(土) 21:50配信

bmr.jp

グラミー候補になった新進R&Bシンガーのブライソン・ティラー、新作を1ヵ月前倒しでリリース

グラミー候補になった新進R&Bシンガーのブライソン・ティラー、新作を1ヵ月前倒しでリリース

元々は2014年に発表したデビュー・シングル“Don’t”が昨年、全米チャート最高13位、R&Bチャートで最高2位のヒットとなり、今年2月のグラミー候補にも選ばれた24歳の新進R&Bシンガーのブライソン・ティラーが、注目の新作『True To Self』を当初の発売日からおよそ1ヵ月前倒しし、今月26日に急きょ発売した。

ケンタッキー州ルイビル出身のブライソン・ティラーは、2014年にインターネット上で発表した“Don’t”で脚光を集めた新人。ドレイクやザ・ウィークエンド以降のアンビエント~ダウンテンポな雰囲気と、90年代後半のティンバランドによるスロウを思わせるようなベッドルームR&Bの同曲はじわじわと話題を呼んでいたが、2015年10月にデビュー・アルバム『T R A P S O U L』を発表、R&B Albumsチャートで初登場2位となるアルバム発売以降はさらに火が点き、リル・ウェインを筆頭に人気アーティストもこぞって取り上げるようになり、昨年1月には全米シングル総合チャートで13位、R&Bチャートで2位まで上昇するヒットとなった。

トラップ系のビートに、90年代R&Bを中心としたサンプリングを多用したメロウなサウンド、歌とラップを行き来するボーカルという中毒性の高いそのスタイルは、彼のアルバム・タイトルどおり「トラップ・ソウル」と親しまれるようになるなどR&Bに新たな波を起こすアーティストとしてブライソン・ティラーは注目され、契約オファーも受けたというドレイクを始め、ザ・ウィークエンド、リアーナ、ジャスティン・ビーバーといったスターたちから称賛の声を浴びている。また、“Don’t”は途中でマライア・キャリーの“Shake It Off”のフレーズを引用することでも話題になったが、マライアが今年1月に発表した、ドネル・ジョーンズの“Where I Wanna Be”をサンプリングした“I Don't”は、このブライソン・ティラー“Don't”のヒットに影響されて生まれたことでも知られる。

その活躍から、昨年には地元ルイビルの市長から名誉賞を授与され、3月12日が「ブライソン・ティラーの日」に制定。また今年2月の第59回グラミー賞では、全米チャート最高26位まで上昇した“Exchange”が最優秀R&Bソング部門の候補となり、またザ・ウィークエンドのワールド・ツアーの欧州公演に同行するなど活躍の場を広げているブライソン・ティラーが、『T R A P S O U L』に続く待望のニュー・アルバム『True To Self』を完成させた。今年1月にはアルバム・タイトルを公表し、4月中旬の時点で「完成した」と明かしたこの新作は、当初6月23日の発売を予定していたが、急きょ4週間前倒しし、5月26日にサプライズ・リリースされた。

前作『T R A P S O U L』発表直後から度々新曲をインターネット上に公開していたブライソン・ティラーは、今月上旬にリード・シングル“Somethin Tells Me”、ヤング・サグとの“Get Mine”、“Let Me Explain”と3曲を一挙に発表。これまでネット上にアップロードしてきた楽曲同様に、“Somethin Tells Me”以外は全て未収録となっている。また、ドレイクとのレコーディングが明らかになるも、ドレイクの最新作『More Life』にブライソン・ティラー参加曲が未収録だったため、『True To Self』にドレイクとの曲が収録されるのでは?などとも推測されたが、蓋を開けてみると、前作同様にゲスト・アーティスト無しという形となっている。

全19曲となった『True To Self』は、SWVの名曲“Rain”をサンプリングした“Rain On Me (Intro)”に始まり、チェンジング・フェイセズ、メアリー・J.ブライジ、フェイス・エヴァンスと90年代を中心に、トゥイート、マーシャ・アンブロージアスから、スピナーズまで新旧のR&B楽曲を多くサンプリングしている点は変わらない。一方で制作陣は、ロブ・ホラデイ、J・ルイスらを除いてほぼ一新されており、未収録曲“Honey”なども手がけていたネス(NES)が半数近くを手がけているほか、T・マイナス、ボーイ・ワンダ、フランク・デュークス、ワンダガール、イルマインド、アイアムノーバディ、ワウ・ジョーンズといった面々が参加している。

なおブライソン・ティラーは、2週間前にニューヨーク Hot 97のラジオ番組に出演した際、『True To Self』制作にあたってインスピレーションを受けた作品として、ソランジュ『A Seat At The Table』とケンドリック・ラマー『DAMN.』を挙げている。実際に、“You Got It”では『DAMN.』収録の“FEEL.”と同じサウンド・ライブラリも使用されている。

1. Rain On Me (Intro)
2. No Longer Friends
3. Don't Get Too High
4. Blowing Smoke
5. We Both Know
6. You Got It
7. In Check
8. Self-Made
9. Run Me Dry
10. High Stakes
11. Rain Interlude
12. Teach Me A Lesson
13. Stay Blessed
14. Money Problems / Benz Truck
15. Set It Off
16. Nevermind This Interlude
17. Before You Judge
18. Somethin Tells Me
19. Always (Outro)

最終更新:5/27(土) 21:50
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