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池田勇太 米ツアー3戦連続決勝へ「もっと上を」

5/27(土) 9:01配信

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

◇米国男子◇ディーン&デルーカ招待 2日目(26日)◇コロニアルCC(テキサス州)◇7209yd(パー70)

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イーブンパーの34位タイから出た池田勇太は4バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「71」で回り、通算1オーバーの33位タイで決勝ラウンドに進んだ。スポット参戦中の米ツアーでは4月「RBCヘリテージ」から3試合連続の予選通過。週末にさらなる浮上のチャンスをうかがう。

ひそかな期待とは裏腹に、上空は午前中から強い風が舞った。出だし1番(パー5)で、池田は4Iで2オンに成功し、バーディ発進を決めた。難度の高い前半アウトを2バーディ、2ボギー。バックナインは勝負どころの連続だった。

前日にティショットを池に入れた13番(パー3)では、同組のブライソン・デシャンボーが7Iでグリーンをキャリーでオーバーさせたのを見て、池田は7Iから8Iに握り替えた。しかし、これが裏目に。アゲンストの突風が吹き、ボールはグリーンエッジから5yd以上手前で水しぶきを上げた。「風のちょっとした“呼吸”を読みながら打てなかった」と、同ホールを2日連続でダブルボギーとして唇をかんだ。

予選カットラインが背中に迫った終盤戦。続く14番で5mを沈めてすぐにバーディを取り返し、ガッツポーズを作った。15番は3パットボギーとしたものの、16番(パー3)では第1打を9Iでピンそば1mにつけてバーディ。右奥から左手前に下る傾斜を使ってカップに寄せるみごとな一打に「狙い通りだった。風は左からフォロー。練習ラウンドで、たまたま同じボールを打っていた」と自賛した。最終18番は4m弱のパーパットをねじ込み、この日2度目のガッツポーズで締めくくった。

4月の「マスターズ」で予選落ちした後、「RBCヘリテージ」、国内ツアー「中日クラウンズ」、「ザ・プレーヤーズ選手権」に続く決勝ラウンド進出を果たした。2日間一緒にプレーした23歳のデシャンボー、20歳のカーティス・ラック(オーストラリア)が1Wを振り回す一方で、この日池田が1Wを使ったのは3ホールだけ。3W、5W、UTを軽快に操り「予選と決勝の攻め方の違いもあるけれど、僕なんかまだカットライン上で戦っている選手。最低限、セカンドでリカバリーできるところに」と堅実にコースと向き合っている。

ただ、ここで満足する気もない。「(予選通過は)クリアしなきゃいけない。でも今はそこじゃなく、もっと上をと考えなきゃいけないと思う。『過信じゃないか』と言われたらそうかもしれないけど、そこを目指さないと、もう1ランク、2ランク上に行けない」。週末は7打差の首位の背中も見ながら戦っていく。(テキサス州フォートワース/桂川洋一)