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福士蒼汰&工藤阿須加、成島監督からのサプライズに涙…「一生、忘れない」

5/27(土) 17:52配信

cinemacafe.net

映画『ちょっと今から仕事やめてくる』の初日舞台挨拶が5月27日(土)、都内にて開催され、主演の福士蒼汰、工藤阿須加、成島出監督らが登壇。福士さんと工藤さんが成島監督からのサプライズに感極まり、涙を流した。

【画像】舞台挨拶に登壇した福士蒼汰

同作は、累計70万部を突破した北川恵海氏による同タイトルの小説を原作とするヒューマンドラマ。『八日目の蝉』で「日本アカデミー賞」最優秀監督賞、最優秀作品賞を受賞し、『ソロモンの偽証 前篇・事件/後篇・裁判』でも高い評価を受けた成島さんが監督・脚本を務めた。原作とはまた異なるクライマックスが用意され、いま社会でもがいている若者、そしてその親たちに贈りたい“希望”の物語を描く。

トークが終わったあと、MCから、成島監督から特別に福士さんと工藤さんの2人に伝えたいことがあると告げられた。成島監督はマイクを持つと「初日を迎えることができました」と言葉にし、2人とは、撮影開始の5か月前に初めて会ったことを振り返った。続けて、「正直、最初は、無理、…きついかなと思ったのです」と、当時の2人には同作への参加が厳しいのではと感じたエピソードを紹介した。

成島監督は「2人を相当、追い詰めました」といい、撮影が始まるまでの5か月間、恐らくは1日も休まずにしごいたことを回顧。「潰れそうになったこともあったと思います」といい、「本当に頑張ってくれました。今日、ようやくみなさんが目にしたものは、それの成果です」とファンに誇らしげに呼び掛けた。

さらに、成島監督は「我々の世界では、ひと皮むけると“俳優が脱皮する”というのですが、この2人にとって、この作品がそういうものになったと思います。それは僕のおかげということではなく、本当に2人の努力だと思います」と2人を称えた。「これから日本映画界を背負っていく俳優が今日ここに誕生したと僕は思っています」とも。「息子みたいな年なので、親バカみたいなことを言っちゃいましたけど」と照れていたが、2人と熱い抱擁を交わした。

成島監督の言葉を受けた福士さんは、マイクを持つも、こみ上げてくる思いが大きく、言葉が見つからない様子。会場からは「がんばれ!」、「ファイト!」、「深呼吸して!」などの温かい声援が飛んだ。福士さんは、「確かに、5か月前から指導していただいて、大変だなとはもちろん思っていましたが、やりがいがありましたし、楽しかったので、止まらずに走って行けたのだなと思いました」と回顧。「僕を役者に育ててくれたのは成島監督だなと思います。これからも、僕は役者人生を歩んでいくと思いますが、今の気持ち、今の役者としての心というものはたぶん一生、忘れないのだろうなと思います。10年、20年たってもずっと役者を続けている中で、今回の作品で成島監督に出会えたことは僕の大きな財産になったと思います。ありがとうございます」と涙をこぼしながら、感謝を言葉にした。

工藤さんも、ゆっくりと言葉を噛み締めるようにして、「最初にこのお話を頂いたときに、正直、不安しかなく、本当に自分の中でもどうしてよいのか分からないときに、最初から最後まで僕と福士君のお父さんのようにずっとそばにいてくれ、そして、役者として生きていくためにどうすればよいかということを、本当に愛を持って教えてくれました」と成島監督との日々を回顧。涙を見せながら、「本当に感謝の気持ちしかありません」といい、「でも、これから、この映画で成島監督に引っ張って頂いて、助けて頂いたので、2人で前に話したことがあると思いますが、次に、成島監督の作品に出させて頂くときは、僕らが、監督を助けられるような役者になって、いつか必ず、成島さんに恩返ししたいと思っています。本当にありがとうございました」と感無量の様子で語った。

イベントには共演の小池栄子、吉田鋼太郎も出席。

映画『ちょっと今から仕事やめてくる』は全国にて公開中。

最終更新:5/30(火) 20:01
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