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知事選立候補予定の2氏 政策や理念、初討論 三島

5/27(土) 8:15配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 知事選(6月8日告示、同25日投開票)へ立候補を予定している現職の川勝平太氏(68)とバルセロナ五輪柔道女子銀メダリスト溝口紀子氏(45)が26日、三島市民文化会館で開かれた公開討論会に出席した。会場の約200人(主催者集計)を前に、県政運営の理念や政策を語り、人口減少問題や東京五輪・パラリンピックの費用負担、県市の関係の在り方などを切り口に意見を交わした。

 2氏が出馬表明後に顔を合わせて意見交換するのは初めて。日本青年会議所東海地区静岡ブロック協議会が主催し、日詰一幸静岡大教授らが進行役を務めた。

 知事に就任した場合に取り組む重点施策について、川勝氏は2017年度に策定予定の次期県総合計画を取り上げ「前倒しで進めている(今の)総合計画を基にこれからの10年計画をつくる。『命を守る』『社会福祉の充実』『暮らしの豊かさ』をベースに世界クラスを実感できる静岡県にする」と述べた。溝口氏は「静岡県の一番の問題は人口減。静岡の元気がなくなっていると感じている」と切り出し、「まず最初に取り組みたいのは市・県・国の連結を密にする。積極的に国から事業予算を取りに行く」と主張した。

 人口減少対策を巡っては、溝口氏は子育てまっただ中の自らの経験談も交えて「市町間で医療費格差が生じている。子どもの医療費は県下一律無料にしたい」と述べた。川勝氏は「医療費無料化は市町の協力を得て歩みだしている」とし、県外から若者を戻す方策として「県内からの進学者が多い17大学と提携し情報発信している。30大学ぐらいに増やしたい」と述べた。

静岡新聞社