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二軍降格…藤浪が悩むWBCの代償

5/27(土) 14:10配信

東スポWeb

<DeNA5-2阪神(26日)>首位・阪神の悩めるエース・藤浪晋太郎投手(23)が27日、不振のため二軍降格が決まった。先発した26日のDeNA戦(甲子園)は立ち上がりから制球難に苦しみ、0―0で迎えた6回一死一、三塁で投手の井納に右前先制適時打を許したところで金本監督は「あれ以上投げきるのは無理。ストライクが入らんから」と交代を告げた。6回途中6安打4四球3失点で3敗目。これで3試合連続白星なしだ。

 自身のDeNA戦の連勝も「8」で止まった藤浪は「リリースのタイミング、体重移動のタイミングだったり、狂い始めたところで戻せない。それを修正する技術のなさ、引き出しの少なさが…」など悶々と悩みを打ち明けたが、開幕からこの日まで7戦中5戦で5四死球以上と不満のたまる投球が続くのは一体どういうわけか。

 藤浪は不振の原因の一つにWBC出場があるという。「僕の場合は、WBC球から日本のボールに変わった影響は少なかったんですが、影響が大きかったと感じているのは調整不足と実戦不足。自分のフォームを試して、固めていくための時間が足りなかった。だから(開幕は)万全じゃなかったし、もっと投げ込みがしたかったんですよ」。確かに侍組ではロッテ・石川、ソフトバンク・武田など不調や故障に悩まされる選手が続出しているが、虎の悩めるエースは今シーズンに向けた貴重な準備期間を出番が少なかったWBC大会で奪われたことが結果的に“悪影響”となったと思っているのだ。

 しかし、WBC出場は藤浪本人が希望して実現した経緯があるし、すでに開幕から2か月経過している。「やることは投げることしかない。ブルペンに多めに入ったり、いろんな方の助言をもらいながらやっていきたい」と前を向いた藤浪だが、この調子では他のナインがどう思うか微妙だろう。2位・広島にゲーム差なしに迫られた金本監督は「本人が自分で打開していくしかない」と言うが…。

最終更新:5/27(土) 14:10
東スポWeb

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