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【大相撲夏場所】高安“ビッグマウス効果”で大関当確

5/27(土) 14:10配信

東スポWeb

 大相撲夏場所13日目(26日、東京・両国国技館)、関脇高安(27=田子ノ浦)が横綱日馬富士(33=伊勢ヶ浜)をはたき込みで破り11勝目。大関取りの目安の三役(関脇・小結)で3場所合計33勝を上回る34勝となり、場所後の昇進を確実にした。審判部長の二所ノ関親方(60=元大関若嶋津)も「横綱に勝ったのは大きい。強くなっている」と前向きな姿勢を示した。

 取組後の高安は「あと2番をしっかり取り切りたい。審判部は前向き? ありがたい。一生懸命やった相撲を評価していただいた」と控えめに喜んだ。場所前から「優勝を目指したい」「全部勝ちたい」などと、高い目標を公言してきた。大関昇進よりも先に「優勝」を掲げる力士も珍しい。

 過去の大関候補の中には昇進を意識するあまり失速した例も多い。高安も初めて大関取りに挑んだ昨年九州場所で負け越しを喫している。転機となったのは、兄弟子の稀勢の里(30)が1月場所で初優勝したこと。高安は「次は自分が優勝してオープンカーに乗りたいと思った」。春場所前から「優勝」と口にし、今場所も賜杯に照準を定める強気な姿勢を貫いてきた。

 もちろん、強気発言の背景にあるのは、豊富な稽古量と本場所でつかんだ自信なのは言うまでもない。逆転優勝は厳しくなったものの、大関の地位は確実につかみ取った。日本相撲協会の八角理事長(53=元横綱北勝海)は高安の発言に「気合が入っている力士は見ていて気持ちがいい。それくらいのことは言わなきゃ」と好意的。“ビッグマウス大関”に注目だ。

最終更新:5/27(土) 14:10
東スポWeb