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「帰ってきたぜー!」悪態、怒り、悪口を解放したケン・カトウ復帰単独

5/27(土) 10:32配信

お笑いナタリー

昨日5月26日、ケン・カトウの単独ライブ「ケン・カトウ復帰単独ライブ ~大ケン・カトウ展~」が東京・新宿バティオスで開催された。

【写真】前説を務めるエルシャラカーニ・セイワ。(他12枚)



これは、5月25日から5月31日まで行われているイベント「K-PRO一週間ぶっ通し興行2017」の2日目に開かれたライブ。エレファントジョンの解散から約2カ月を経たケン・カトウが7本のピンネタを披露した。

ライブの冒頭では、エルシャラカーニ・セイワが前説を担当。登場するなり「ハードル下げてくださーい」「芸人仲間が作ったネタもあるのでカトケンがスベったら、台本を作った人のせいですからね」と呼びかけて会場を温めた。その後、大好きなプロレスの入場シーンを意識したオープニングVTRと共に現れたカトウは「帰ってきたぜー!」と叫び、会場から大きな拍手を受ける。続けて「ファミレスでバラエティ番組の真似事をしている大学生くらいの集団」「ボウリング場で騒ぐ男女」などに怒りをぶつけていくというスタイルの漫談を披露。かつてマシンガンズから“お笑いサイコ野郎”と呼ばれたカトウの切れ味鋭い毒舌に客席は大きな笑いに包まれる。

さらにカトウはトップリード新妻、三拍子・高倉、キャプテン渡辺、ユウキロック、大輪貴史といった面々が台本を担当したネタを次々と展開。各人の個性が反映されたバラエティ豊かな内容だったが、合間に流されたメッセージVTRで共通して語られていたのは「カトウが持つ怒りや毒の部分を引き出したい」というものだった。7本目にはカトウ自ら台本を書いたネタも。ひょんなことからドラゴンボールを7つ一気に集めた男が自宅に神龍(シェンロン)を呼び出すものの、「自分が一番求めているものは何か」に悩み、自問自答していく姿が描かれた。

すべてのネタを終えたカトウは改めてステージに登場すると「終わったー!」「この2カ月つらかったー!」と言いながら崩れ落ちる。そして「なんとか最後までやりきることができてよかった。いろんなライブやってる中でこれに来てくれた人、本当ありがとうございました。裏で東京03単独ライブがあるのに(笑)」と感謝を述べた。



公演後にはライブを見守っていたセイワとキャプテン渡辺を迎えたアフタートークのコーナーも実施されている。ここで2人がカトウにした唯一のダメ出しは「(コント中に)“溜め”が足りない」。これに対し当の本人は「溜めたことなかったからなー! ひたすら間を埋めようとしてきたから……もう1回やらせて!」と悔しそうな表情を見せて、観客を笑わせる。



また今後、ケン・カトウはどうしていくのかという話題も。カトウは「ピンでウケたときの気持ちよさはすごいし、今回のライブも楽しかった」としながらも「漫才をやっていたいという気持ちもどこかにある」と複雑な心境を吐露。漫才を愛するセイワはこれを聞いて「漫才の沼から抜けられないんやな」と、どこかうれしそうな表情を浮かべるが、カトウからは「沼の底から何言ってんだ! 『コポコポ……』しか聞こえないよ!」とツッコまれた。またカトウは「形態はなんであれ、お笑いは一生やりたいと思っている。自分には何が残ってるのか考えたんですけど、“悪態・怒り・悪口・プロレス”だった。これでやっていきます!」と宣言。セイワから「ほとんど全部一緒やったけどね」と指摘されつつも「しょうがないじゃん! こうやって生きてきたんだから!」とありのままの自分で芸人を続けていく姿勢を見せた。

最終更新:5/27(土) 10:32
お笑いナタリー

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