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バドミントン桃田が復帰戦で圧勝「信頼回復できるよう人としても強くなりたい」

5/27(土) 16:11配信

東スポWeb

 昨年4月、闇カジノ店で違法賭博行為を行っていたことが発覚し、処分を受けたバドミントン男子の桃田賢斗(22=NTT東日本)が27日、約1年1か月ぶりの復帰戦を白星で飾った。

 日本ランキングサーキット大会(さいたま市記念総合体育館)男子シングルス1回戦で、元同僚の和田周(JTEKT)と対戦。会場に姿を見せると、拍手とともに「桃田、頑張れよ!」と声が飛んだ。

 第1ゲームはジャンピングスマッシュを連発し、いきなり5連続ポイントを奪うなど、21―7と圧倒した。第2ゲームも8連続ポイントを奪う。得意のネットプレーもさえ、観客からは次第にどよめきが上がる。21―8で勝利し、左腕でガッツポーズを決めた。

 試合後は四方におじぎし、競技が続けられたことへの感謝の気持ちを表した。「1点1点より、1球1球を大事にしながらプレーできた。すごい緊張しましたけど、コートに立てている感謝のほうが大きかった」と喜びをかみ締めた。

 謹慎中には苦手だったウエートトレーニングやランニングを行い、減量とスピードアップに成功した。新たなスタイルで進化も証明し「思った以上に体も動いた。ゼロからのスタート。一生懸命頑張っていきたい」と未来を見据えた。

 メダル獲得が有力視されていたリオ五輪は出場できなかったが、周囲の期待は変わらない。集まった報道陣も約100人。主催者側は注目度に配慮し、桃田の試合のみ、メディア席に至近のコートを指定する異例の対応だった。「皆さんを裏切る形になった。少しずつ、信頼回復できるよう人としても強くなりたい」。生まれ変わったかつてのエースが東京五輪への第1歩を踏み出した。

最終更新:5/27(土) 16:11
東スポWeb