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春季高校野球東海大会1回戦 静岡―近大高専

5/27(土) 9:05配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 ■静岡、準決勝進出

 ▽1回戦

 静岡(静岡2位)

 201000022―7

 210000000―3

 近大高専(三重1位)

 ▽三塁打 村松(静)上西(近)

 ▽二塁打 稲角(静)田中(近)

 ▽暴投 竹内(静)

 ▽野選 日野原(近)

 ▽試合時間 2時間12分



 【評】静岡は三回から救援した左腕池谷が7回を1安打無失点に抑える好投で流れを引き寄せ、近大高専を退けた。

 静岡は序盤、失策も絡んで3失点を喫した。打線は中盤、尻上がりに調子を上げた相手左腕を打ちあぐね、苦戦を強いられた。

 同点で迎えた八回、藤田、稲角の連打と池谷の犠打で1死二、三塁と攻め、代打小柳の高く弾んだ内野ゴロが相手の野選を誘って勝ち越しに成功。

 池谷は威力のある直球を低めに集め、8三振を奪った。



 ■2カ月ぶり公式戦、7回1安打無失点

 静岡のエース左腕池谷が、選抜の大阪桐蔭戦以来、約2カ月ぶりとなった公式戦のマウンドで健在ぶりを見せつけた。3―3の同点で迎えた三回、満を持してマウンドに上がると、7回1安打無失点の快投。「流れを変えようと思った」。程よい緊張感を楽しむかのように、小気味よい投球を披露した。

 選抜後は疲労の回復に努めながら、夏を見据えた“省エネ投球”を追求してきた。ゆったりとしたフォームから、リリースの瞬間に力を入れる。「指の掛かりが良くなった」。2人目の打者に142キロを連発するなど、持ち前の直球の威力に磨きを掛けつつ、課題だった変化球も低めに決めた。

 エースの好投に打線も応え、終盤に粘りを発揮した。八回、勝ち越し打を放ったのが代打小柳。不調で先発を外れた主将が「どんな形でもいいから(走者を)返したいと思った」と意地を見せた。栗林監督も「しぶとい働きをしてくれた。これから調子を上げてくれるはず」と、苦境を打開したチームリーダーに希望を見いだした。

静岡新聞社