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巨人マイコをメッタ打ち5点KO 広島打線に火がついたワケ

5/27(土) 12:40配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 26日の広島戦で先発した巨人の今季の開幕投手マイルズ・マイコラス(28)。試合前まで防御率は2.89ながら、広島戦に限ると0勝1敗、同7.50と打たれている。来日1年目の15年は1勝2敗、同4.32。昨年も0勝1敗、同4.00。唯一、苦手としている球団なのだ。本人も「なぜ広島にだけ打たれるのか」と気にしているというが、案の定、この日の試合も広島打線につかまった。四回に菊池に先制本塁打されると、六回に4連打を浴びるなど3失点。結局七回途中5失点でKOされ、3敗目(4勝)を喫した。

 実は悪いことに、天敵にさらに目の敵にされる“事件”が昨年9月に起きていた。マイコラスが登板した広島戦で、鈴木、松山に2者連続本塁打を浴びた直後の安部の初球に死球。この日2個目だったこともあり、ベテランの黒田と新井が激怒するなど、乱闘寸前の一触即発ムードが漂った。広島のある選手が言う。

「あの試合の(安部への)2個目の死球はヒドかった。2者連続本塁打の後の初球ですからね。それも指を離れた瞬間に体に向かってくるような軌道。あれだけコントロールが良くて、四球をほとんど出さないマイコラスがあんな死球を出しますか? 投げ合っていた黒田さんが乱闘に走ろうとしたのも分かります。少なくとも広島ベンチは“故意”だったと受け止めているんです」

 マイコラスは13日のマツダスタジアムでの対戦でも鈴木に当てている。前出の選手が続ける。

「誠也はウチの4番。ベンチで『ぶっ殺すぞ!』と立ち上がった選手もいたくらい。今度ブツけられたら乱闘になるかもしれません。角度、球威、制球力、ブレーキが利いた大きなカーブもあって、いい投手なのは間違いないけど、連打された後などは明らかにイライラしている。死球はだいたいそんな時。普段はコントロールがいいだけに『あ、怪しいな』って感じるんです。いろんな意味で、対マイコラスはみんな燃えるんですよ」

 知らないうちに広島に火をつけていた助っ人。アレルギーは自業自得なのである。

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