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数字でもクッキリ 二軍落ち阪神藤浪に“右打者内角恐怖症”

5/27(土) 12:40配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 阪神の藤浪晋太郎(23)が今季初登板となった去る4月4日のヤクルト戦で、畠山の頭部付近に死球を当てた後のこと。藤浪は周囲に、「右打者の内角に投げきれない」と、苦しい心境を吐露していたという。

 六回途中、6安打4四球3失点で3敗目(3勝)を喫した26日のDeNA戦でも、悩める姿が見られた。右打者の田中に対して内角にすっぽ抜けのボールを投じると、六回にはいよいよ腕が縮こまった。変化球をストライクゾーンに置きにいき、投手の井納に適時打を浴びて降板を告げられると、27日には登録抹消が決まった。

 前回のヤクルト戦(20日)でも、3回4失点の5四死球と乱れた。右打者への内角球に対する恐怖心は年々、大きくなっているのではないか。

 昨年、ヤクルトの谷内の手首にぶつけて骨折させるなど、8死球を含む78四死球はリーグワーストだったが、今年はさらにヒドい。40回3分の2で36四死球はもちろんリーグワースト。しかも、15年にタイトルを獲得しているように藤浪の持ち味である奪三振は、わずか21個に減っている。

 右打者に対しては74打数18安打の被打率.243、29四死球を与える一方で、左打者には72打数16安打で被打率は.222。四球はわずか7個、与死球は一つもない。

 この日、左の大砲である筒香と3打席の対戦は四球、三振、三邪飛。左打者に対してなら、シュート回転して外角に大きく外れてもぶつけることはない。対右、対左の成績はそのまま精神状態を表しているに違いない。