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ロッテ 清田が連日ヒーロー、お気に入りバット折れ「もう1度育てます」

5/27(土) 19:08配信

デイリースポーツ

 「ロッテ2-1オリックス」(27日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテ・清田は奥歯をギュッとかみしめて、ワンバウンドしそうなボールをすくい上げるように左へ打ち返した。三回2死二、三塁。松葉のツーシームは左翼で弾んで、先制の2点適時打となった。

 「バットに当たれば何かが起こると思って必死に食らいつきました。うまく打てました」。

 この日のZOZOマリンは左翼方向から一塁側へ10メートル前後の強風が吹いた。「風の影響でボールが思ってる以上に動いているので、バットに当たってくれて良かった」。

 充実の表情で振り返った。一頃の不振を完全に脱した。ここ5試合の打率は・412。前夜はサヨナラ打を放った。

 悪いと気がついたら、すぐに修正できる柔軟性が好調の要因だ。

 清田は言う。「考える通りにできる。ああだ、こうだと考えずに自分を信じて打席に入っている」

 先制打を放ったバットは前夜から使っているもので、大のお気に入りだった。しかし、先っぽに当たって折れてしまった。

 「先制点には替えられません。良かった、良かったです」と話し、「もう一回(バットの原材料を)育てます」と続けて球場に詰めかけたファンを笑わせた。

 2日続けてのお立ち台となった。2日連続は1昨年にもあったという。そう、昨年は不振を引きずってシーズンを終えた。

 「きょうは1本だけだった。2本打ちたかったなあ…」。貪欲に上昇気流に乗ろうとする清田がロッテ打線の中心にいる。

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