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感性育む福島の自然 復興…県民に元気を

5/27(土) 10:45配信

福島民報

 絶滅危惧種に指定されている国の天然記念物アマミトゲネズミの細胞から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作り、精子や卵子への成長に成功した宮崎大研究チームのリーダー本多新研究員は26日、福島民報社のインタビューに応じた。「福島の自然の中、感性を磨き、興味のある分野に進んでほしい」と県内の子どもたちにエールを送った。

■天然記念物からiPS細胞 宮崎大研究チームリーダー 本多新研究員に聞く
 -研究者になった動機は。
 「福島の四季折々の中で育った経験が、研究者の根元にあると思う。高校時代の恩師、根本裕之先生の影響で生物学に興味を持ち、研究者の道に進むことができた」
 -東日本大震災後の古里をどう見るか。
 「被災された県民は大変な苦難の中、復興に向かって力強く進んでいると思う。古里のために少しでも貢献したいと思ってきた。自分の研究成果が少しでも県民に元気を届けられたらうれしい」
 -27日、母校の学法福島高で講演する。
 「自分の人生は決して順風ではなく挫折の繰り返しだった。失敗は恐れるものではない。失敗しないと得られないものもある。若い人たちは大きな可能性を持っている。自分を信じ、枠にとらわれず進んでほしい」

福島民報社

最終更新:5/27(土) 11:12
福島民報