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「いつ行っても行列」福岡の名店「ひらお」新店開業、6月下旬にも 設計変更し「ようやくめど」

5/27(土) 6:20配信

qBiz 西日本新聞経済電子版

 福岡で行列ができる名店として知られる天ぷら専門店の「ひらお」(福岡市)の新店「ひらお大名店」が、6月下旬にも開業する見通しとなった。当初、開業は同市・大名地区で「4月中にも」としていたが、設計変更などで時間を要し、このほどようやくめどが立ったという。青柳正典社長は「6月20日ごろにはオープンしたい」としている。

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 大名店は現在、予定地で改装工事を進めている。3月下旬に閉店した同市・天神の天神東宝ビル1階にあった「ひらお天神店」の営業を継承する。

ファンたちがネット上で「悲報」

 天神店は、「いつ行っても行列ができている」(常連客)という人気店だったが、入居していた天神東宝ビルがホテルに建て替えられることになり、3月27日の営業を最後に閉店した。店には事前に閉店を知らせる貼り紙が掲示され、それを知ったファンたちがネット上で「悲報」などと惜しむ声が広がっていた。

 大名店の所在地は、福岡市中央区大名2丁目6番20号。旧大名小跡地の西隣にある「UR都市機構大名第三団地」(9階建て)の1階で、2月末に退店した居酒屋「博多一番どり大名店」跡に入居する。

 店舗面積は約100平方メートル。客席数はカウンター20席。営業時間は午前10時半~午後9時(ラストオーダー)。メニューや料金、自動販売機で食券を買って注文するシステムなどは天神店と同じ。

「秘密のケンミンSHOW」でも紹介

 ただ、客席が天神店(30席)に比べて少ないため、時期は未定だが、年内をめどに、さらにもう1店舗を天神地区に出店することを検討している。

 ひらおは1978年設立。新鮮な魚介類をカウンター内の厨房で揚げるオープンキッチンスタイル。定番の天ぷら定食は税込みで770円(キス・白身・青魚・イカ・野菜3品)で、オリジナルの「いかの塩辛」は食べ放題。「秘密のケンミンSHOW」などテレビ番組でも地元の名店として紹介され、平日はサラリーマン、休日は家族連れ、観光客などでにぎわっている。

 資本金は5000万円。従業員数は系列会社を含めて約140人。2016年7月期連結決算で、売上高は約13億円。店舗数は天神店の閉店で、現在は福岡市内と福岡県久山町に計5店舗を展開している。

西日本新聞社