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教員免許失効のまま授業 県内2教諭

5/27(土) 14:06配信

宇部日報

授業は適切、補講は無し

 県教育委員会は26日、県庁で記者会見を行い、県央部の公立小学校に勤務する40歳代女性教諭と県東部の30歳代男性教諭が教員免許状の更新手続きをせず、免許が失効したまま授業を行っていたと発表した。女性教諭は約5年間、免許のないまま3校で教えていた。県教委は県内の全公立小・中学校の保護者に近く文書で経緯を説明し、謝罪するという。

 教員免許状は従来、終身有効だったが、教育職員免許法が改正され、2009年からは資質能力が保持されるよう、大学などで講習を受けた後に10年間、有効となる更新制に改められた。

 女性教諭は今年4月17日、勤務している小学校の校長が免許状などを原本で確認した際、延期申請に必要な手続きを行っておらず、12年3月末に失効していたのが判明。これを受けて県教委が公立学校全教員を対象に確認調査を行ったところ、男性教諭も今年3月末で失効していた。失効後にも授業を行っていたが、校長や関係教育委員会が授業内容、成績評価などから授業そのものは適切に行われていたと総合判断し、補講などの措置は取らない。失職した教員2人は、必要な更新手続きをして新たに教員採用試験に合格すれば復帰できる。

 更新ミスによる失効は県内で初めてのケース。西村和彦教職員課長は「更新制度の周知徹底や管理職による免許状、証明書の原本確認を徹底し再発防止に努めたい」とした。

最終更新:5/27(土) 14:06
宇部日報