ここから本文です

教諭、生徒ら1270人の情報入りUSB紛失 千葉県立実籾高

5/27(土) 10:52配信

千葉日報オンライン

 千葉県立実籾高校(習志野市実籾本郷)は26日、同校の男性教諭(62)が卒業生や他校生を含む生徒延べ約1270人分の名簿や成績などの個人情報が入った私物のUSBメモリー2個を紛失したと発表した。同日までに悪用された形跡はないという。

 同校によると男性教諭は23日午後11時半ごろ、同校教諭らと飲み会をして帰宅途中、自宅最寄り駅のJR佐倉駅南口近くで寝込み、翌24日午前2時ごろ、USBメモリー2個などが入ったかばんの紛失に気づいたという。同日中に佐倉署へ電話で紛失を届け出、25日に教頭に報告した。

 USBに記録されていたのは、2011~16年度に男性教諭が在籍した佐倉東高校、茂原高校の生徒延べ約1020人分の理科の成績と、昨年度の県内8高校と今年度の実籾高校のライフル射撃部員延べ252人分の名簿。名簿には氏名や住所、電話番号も記載されていた。男性教諭は同部顧問で、8校の名簿は日本ライフル射撃協会から確認のため送付された。

 一部のファイルにはパスワードを設定。1本はバックアップ用という。私物USBメモリーへの個人情報の保管や、校外への持ち出しは控えるように指導されていたが、USBメモリーには他のデータも入っていたため、男性教諭はたびたび持ち出していた。

 同校の聞き取りに男性教諭は「安易に考え、大変なことをしてしまった」と反省しているという。同校は今後、全校集会と臨時の保護者会を開いて説明、謝罪する予定。

 県庁で記者会見した同校の植草茂生校長は「再発防止のため、記録媒体の管理方法を見直し、改善を行うなど個人情報の管理を徹底する」とした。