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県展に4006点出品、彫刻部門で若手躍進 埼玉新聞社賞は2人受賞

5/27(土) 7:30配信

埼玉新聞

 自治体主催の公募美術展としては全国トップクラスの出点数を誇る「埼玉県美術展覧会(県展)」(県、県教委、県美術家協会主催、埼玉新聞社など協賛)の入賞・入選作品が26日、発表された。彫刻部門では入賞者の半数が10、20代で占められるなど若手が躍進。埼玉新聞社賞は洋画部門で、市立浦和高校3年生の坂本理絵さん(18)=鴻巣市=と書部門で皆野町の萩原彰子さん(48)の2人が受賞した。

 県展は日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真の6部門。プロ、アマチュアを問わず、県内在住、在勤、在学の15歳以上(中学生除く)が応募できる。第67回展には15歳から94歳の3343人(招待作家含む)が4006点を出品した。1637点が入選、69人が入賞した。全部門の入選率は45・6%だった。

 彫刻部門では全8賞のうち、朝霞市の大学生、奥平陽和さん(20)が県議会議長賞、上尾市の大学生、藤森美帆さん(20)が県教育委員会教育長賞など10代~20代の4人が受賞した。全体の10代~20代の受賞者は9人で、これは過去最多だった2011年と並ぶ。また7年ぶりに全63市町村の在住者から応募があった。県教育局によると、これは学校ごとに出品する高校が増えたことが理由だという。

 埼玉新聞社賞の坂本さんの作品「幸福のとなり」は「庭の光の明るさと室内の暗さのドラマチックな対比が画面に圧倒的な効果をもたらしている」、萩原さんの作品「李※詩」(りとうし)は「七言律詩56字を紙面に収める技量は、日頃の鍛錬の賜物(たまもの)」などと評価を受けた。

 各部門の入選率は次の通り。カッコ内は招待作家を含む陳列点数。

 日本画部門68・8%(184点)▽洋画部門42・5%(662点)▽彫刻部門77・8%(107点)▽工芸部門59・3%(225点)▽書部門60%(355点)▽写真部門34・7%(517点)。

 県展は30日から6月21日まで、さいたま市浦和区の県立近代美術館で開催。入場無料。時間は午前10時~午後5時半まで。月曜休館。

※=りっしんべんに登

最終更新:5/27(土) 7:30
埼玉新聞

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