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<我孫子女児殺害>捜査関係者「証拠は十分」 初公判、1年以上先か

5/27(土) 11:11配信

千葉日報オンライン

 渋谷容疑者が起訴された。食事や睡眠をきちんと取り、捜査員との雑談には応じる一方、事件については黙秘や供述拒否が続き、供述は得られていないが、捜査関係者は「証拠は十分」と公判での真相解明に自信を見せる。ただ、争点を明らかにする公判前整理手続きに時間がかかる可能性があり、初公判は1年以上先との見通しが出ている。

 県警捜査本部は、リンさんの自宅や遺体遺棄現場周辺などの防犯カメラ映像や、遺体と渋谷被告の軽乗用車に残された毛髪、血痕などの鑑定を中心に捜査。状況証拠を積み重ね、渋谷被告が軽乗用車でリンさんを連れ去り、わいせつ行為後に殺害、遺棄した疑いが強いと断定した。

 動機や経緯の詳細に不明点は残るが、捜査関係者は「証拠は十分で、有罪立証への影響はないと考えている」と強調。また、別の捜査関係者も「事件発生からこれまで、捜査に力の限りを尽くしてきた。捜査員は皆、(渋谷被告が)何も語らない以上、被害者や遺族の無念を晴らすことができるのは自分たちしかいない-と、使命感を持ってやってきたはずだ」と語気を強める。

 今後、検察や弁護側を交えて公判前整理手続きが開かれ、争点が絞り込まれることになる。千葉地裁によると、被告が否認や黙秘をしている事件は手続きが長期化する傾向があり、関係者は「初公判まで1年以上はかかるのではないか」としている。

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