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あの曲が知りたい!! 大ヒット『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: リミックス』を“守る”70年代の名曲たち

5/27(土) 12:00配信

dmenu映画

劇中に流れる70年代の名曲、そのすべて意味がある

銀河を救うのは、はみ出し者のヒーローたち(=ガーディアンズ:本来の意味は守護神)と音楽だ!!

2014年に公開された『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に続き、現在日本公開中の続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』も大ヒット中。そして、これまた前作同様、いや、前作以上にガーディアンズにとって重要なアイテムとなっているのが音楽なのだ。

1作目の冒頭で、主人公の“スター・ロード”ことピーター・クイル(クリス・プラット)が少年時代に地球から連れ去られる時に持っていた1本のカセットテープ。それは、ピーターの亡き母が好きだった音楽が詰まっている、いわばお好みテープ(今でいうならマイ・プレイリスト)で、タイトルは『Awesome Mix Vol.1』。Awesomeは、超イケてるってこと。デイヴィッド・ボウイやジャクソン5から、70年代に下着姿でセンセーションを巻き起こした女性パンク・バンドのランナウェイズまで、「お母さん、なかなかやりますな」と言いたくなる痛快な選曲だった。その形見のテープをピーターがソニー製のウォークマンで聴いているのも、一定世代の郷愁を誘う。

そして今作。テープのタイトルは『Awesome Mix Vol.2』となり(前作のラストで登場)、ピーターだけでなく仲間たちもまた音楽と共に闘い、困難を乗り越えていく。あの場面で流れていた印象的なメロディは、一体誰の曲なのか? そして、その曲が選ばれた理由とは? ここでは映画をご覧になった方のため、各曲に託された製作者の思いを探ってみようと思う。

ELOで踊るめちゃキュートなベイビー・グルート

まず公開前の予告編で気分を上げてくれたのは、ポップでグラマラスなハード・ロック・バンド、スウィートの「フォックス・オン・ザ・ラン」(1975年)。頭にこびりつくキャッチーなサビを持つメロディをヘヴィに料理したサウンドが、テンポのよいこのスペース・オペラにマッチしていた。

本編オープニングのつかみは、ポップの魔術師、ジェフ・リン率いるELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)の「ミスター・ブルー・スカイ」(1977年)。曲に合わせて踊るベイビー・グルート(ガーディアンズのメンバーの樹木種族)のめちゃキュートな姿に、背後の熾烈な闘いも霞んでしまう。が、それだけではない。この歌詞、ピーターと、彼の育ての父ヨンドゥの関係に言及しているとも取れるのだ。それこそが本作の重要テーマの一つであることを思うと、粋な計らいではないか。ちなみにこの曲、少し前に車のテレビCMでも使用されていたから、耳になじみのある人もいただろう。

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最終更新:5/27(土) 12:00
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