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かくれキリシタンの聖地に観光船 平戸・中江ノ島 7月下旬から計10日前後

5/27(土) 9:19配信

長崎新聞

 長崎県の平戸観光協会は7~8月、来年の世界文化遺産登録を目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産、平戸市の「中江ノ島」付近を船で周遊する「世界遺産候補 中江ノ島漁船クルーズ」を実施する。同島はかくれキリシタンの聖地で、観光クルーズは初めてとなる。

 同島では江戸時代に多くのキリシタンが処刑された。生月島のかくれキリシタンは現在も島内の岩から染み出る水を聖水として採取する儀式「お水取り」をしている。全長400メートルの無人島で断崖に囲まれており、一般の上陸は難しい。

 クルーズは島を観光資源として生かそうと、平戸市生月町内の博物館や道の駅、漁協などでつくる「生月町玄関口活性化協議会」が約2年前から計画していた。午前と午後の計2回、同町の舘浦漁港を発着。中江ノ島の周りを一周するほか、潜伏キリシタン遺産の構成資産に含まれる平戸島の最高峰、安満岳(やすまんだけ)を望みながら生月大橋の下を巡る。ガイドが同行する。

 7月22日から8月10日の間に10日前後実施予定。1回約50分で定員10人。乗船料は1人2500円。事前予約が必要。問い合わせは平戸観光協会(電0950・23・8600)。

長崎新聞社

最終更新:5/27(土) 9:19
長崎新聞