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初夏の夜彩る大輪の花火2千発 広島・福山の鞆の浦で6万8千人満喫

5/27(土) 21:30配信

山陽新聞デジタル

 瀬戸内の初夏を彩る「福山鞆の浦弁天島花火大会」が27日、広島県福山市の景勝地・鞆の浦で開かれた。見物客約6万8千人(主催者発表)が華やかに夜空を染めた約2千発の大輪を楽しんだ。

 午後7時50分すぎ、沖合の弁天島から打ち上げ開始。大音響とともにオレンジや青色の大輪が花開き、海面に反射した光が江戸期の風情が残る街並みを美しく演出。会場を埋め尽くした浴衣姿のカップルや家族連れから「すごい」「きれい」と歓声が上がった。

 今年は、幕末の志士坂本龍馬が率いた海援隊の商船いろは丸が、紀州藩の軍艦と衝突し鞆の浦沖で沈没した「いろは丸事件」から150年の節目。海援隊の旗をイメージした赤と白の花火が上がったほか、龍馬と鞆の浦の関わりを紹介するナレーションも流れた。

 毎年訪れるという中学3年女子(14)は「花火大会が来ると夏が来たと感じる。間近に見ると音と光に圧倒される」と話していた。

 打ち上げ前には地元保存会が伝統の踊りアイヤ節を披露した。大会は福山市、福山商工会議所などでつくる実行委員会の主催。