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MotoGP代表、F1がアロンソのインディ500出走を許可したのは「驚きだった」

5/27(土) 16:58配信

motorsport.com 日本版

 マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソは、今週末のF1モナコGPを欠場し、同日に決勝レースが行われるインディ500に挑戦する。アロンソは初挑戦のインディにもかかわらず予選5位を獲得するなど、決勝に向けても期待が高まっている。またアロンソの代役として、昨年まで同チームのレギュラードライバーを務めていたジェンソン・バトンがカムバックを果たした。

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 MotoGPの商業権を有するドルナ・スポーツのカルメロ・エスペレータCEOは、アロンソが他のレースに出場することが認められる今のF1の姿は正しくないと考えており、バーニー・エクレストン時代ならば、許されることはなかっただろうと語る。

「アロンソの友人である私としては、インディ500でレースをすることは、素晴らしいことだと思う」

 エスペレータはそうmotorsport.comに対して語った。

「しかし同時に、私は今のF1で何かが起きていると感じている。数年前だったら、実現していなかっただろう」

「エクレストンがいた時代にこういうことが起きたとしたら、驚いたに違いない」

 エスペレータはまた、MotoGPではチャンピオン経験者が、選手権の責任者の合意を得ることなしに、レースを欠場して他のカテゴリーに出走することはできないと明かした。

「契約を使わなければならないのなら、それは複雑だ」

 そうエスペレータは語る。

「私が考えるに、我々はライダーたちと十分な関係を築いているということが、こういったことが起こらない秘訣だと思う」

「我々の契約には、ライダーは他のシリーズで走ることはできないと規定している項目がある。しかし、それを行使する必要はない」

 近年では、MotoGPにフルタイムで参戦するライダーが、他のレースに参戦する例は限られていた。中でも鈴鹿8時間耐久レースは特に例外で、2015年にはブラッドリー・スミスとポル・エスパルガロがヤマハのバイクで鈴鹿8耐に参戦。エスパルガロは昨年も来日を果たした。スミスは昨年の鈴鹿8耐に参戦しなかったが、オッシャーズレーベンで開催された耐久世界選手権の最終戦に挑んだ。しかしフリー走行で転倒した際に右膝を損傷し、MotoGPを3戦欠場することとなった。

Pablo Elizalde, Oriol Puigdemont