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WTCC第4戦ニュルブルクリンク決勝:ボルボが2連勝。道上入賞ならず

5/27(土) 20:50配信

motorsport.com 日本版

 世界ツーリングカー選手権(WTCC)第4戦ニュルブルクリンクが行われ、オープニングレースはテッド・ビョーク、メインレースはニッキー・キャッツバーグが勝利し、ボルボ勢が連勝を果たした。ホンダの道上龍はオープニングレースは11位、メインレースはリタイアと振るわなかった。

【リザルト】WTCCニュルブルクリンク メインレース結果

オープニングレース:ビョークが今季2勝目。道上0.4秒差で入賞ならず

 オープニングレースは、6番グリッドからスタートしたボルボのビョークがトップチェッカー。今季2勝目を挙げた。

 ポールポジションからスタートしたネスター・ジロラミ(ボルボ)は、スタート直後の1コーナーでメフディ・ベナーニ(シトロエン)を抑えてホールショットを決める。3番手に上がってきたのは、6番手スタートのビョークだった。

 1周目終盤のストレートで、ビョークがベナーニを交わして2番手に浮上。トム・チルトン(シトロエン)はエステバン・グエリエリ(シボレー)に抜かれ、5番手に落ちた。またロブ・ハフ(シトロエン)はティアゴ・モンテイロのホンダ・シビックを交わして6番手に浮上している。

 2周目も同じストレートで順位変動があった。ビョークはジロラミを捉えて首位に浮上。またハフもグエリエリを抜いて4番手となった。

 そして最終ラップ、モンテイロがパンクチャーに見舞われ、6位の座を失ってしまうと、2番手を走っていたジロラミもパンクチャーを起こしてレースを諦めることとなった。

 結局、ビョークがベナーニに2.5秒差をつけてトップチェッカー。ハフは最終ラップでチルトンを交わして3番手に浮上し、表彰台の一角を占めた。グエリエリが5位、ニッキー・キャッツバーグ(ボルボ)が6位に入った。道上はわずか0.4秒差の11位。惜しくも入賞はならなかった。

メインレース:キャッツバーグ安定の逃げ切り。道上1周目リタイア

 メインレースを優勝したのは、ボルボのキャッツバーグだった。

 オープニングレースの最終ラップでトラブルに見舞われたモンテイロは、マシンの修復が間に合わずにピットレーンスタートとなった。

 ポールポジションからスタートしたのはホンダのノルベルト・ミケリス。しかし加速はそれほど良くなく、キャッツバーグとハフが抜いていく。しかし、サイド・バイ・サイドとなったキャッツバーグとハフは接触し、ハフはハーフスピンして順位を4番手まで落とした。ミケリスは2番手、3番手にはオープニングレース勝者のビョークが上がった。

 後方では道上龍が他車と接触してコースオフ。マシンにダメージを負い、グランプリコースだけを周回し、ピットに戻った。リタイアである。

 今回のレースは、ETCCマシンとの混走。モンテイロはこのETCCマシンを抜いていかなければならない。モンテイロは懸命な走行を続けるが、ETCCマシンに引っかかる度に、WTCCの隊列からの遅れが広がっていく。

 ハフはビョークを抜き返し、3番手に浮上。ハフはそれで飽き足らず、今度はミケリスに襲いかかっていく。

 2周目になっても、トップ7台はほぼ等間隔。ただ、ノルドシュライフェ後半に向けては、先頭キャッツバーグが徐々にミケリスとの差を広げ始める。ミケリスの後方からはハフが迫るも抜けず、逆にハフはビョークの攻撃に晒される。

 最終ラップに入ると、ミケリスがペースを上げ、ハフとの差を広げていく。しかし、ハフは再びミケリスの差を詰めていき、背後にピタリとつける。しかしホンダはトップスピードに優れており、ハフは最後までミケリスを抜くことができなかった。

 結局、キャッツバーグが終始危なげなく逃げ切ってトップチェッカー。ミケリスも2位を死守した。ハフは3位フィニッシュ。ビョークが4位に入った。

 最終ラップでは、ホンダのダニエル・ナギーが大クラッシュ。コース脇にマシンを止めてしまった。ピットスタートとなったモンテイロは追い上げたが、13位がやっとだった。