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横浜中華街で食べ放題店が急増中 その理由とは

5/27(土) 16:45配信

AbemaTIMES

 ひとつの食文化となりつつある食べ放題。古くから中華料理の名店が並び、食通達を唸らせてきた横浜中華街も例外ではない。

 1972年の日中国交正常化からバブル期にかけて集客を伸ばした「大人の街」だが、バブル崩壊とともに客足が低迷。約20年前から、その打開策として食べ放題のサービスが行われるようになった。2004年には、みなとみらい線が開業され、若者の街・渋谷と中華街が1本で結ばれると、安いものが求められるデフレ景気に低価格路線を求める若い人のニーズと重なった。

 ある店では70品1680円で食べ放題、また他の店では同じ建物の中に食べ放題のお店が2軒並ぶなど、横浜中華街の200店舗以上ある飲食店のうち40~50店舗で食べ放題サービスを行っているという。

 近年、食べ放題が増えた理由として、食べ放題はメニューが分かりやすく専門知識を持たないアルバイトでも対応ができるため人件費が安くなったこと、また会計が定額なので明朗であることがあげられる。また、横浜大飯店の顧問・大藤健嗣さんは「有名なお店に入るのは敷居が高い。若い人たちにももっと利用していただきたいので、財布を気にしないでお食事が出来る形で提供しています」と説明する。

 しかし、店舗を取りまとめている横浜中華街発展会協同組合の顧問・曽徳深さんは食べ放題店の増加による問題点も指摘し「コストや利益重視で悪質な呼び込みや質の悪い料理を提供する店もある。一部の店の影響で中華街全体のイメージダウンにつながる恐れがあるので、個々のお店が努力し、クオリティをアップさせたい」と訴えた。

(AbemaTV/原宿アベニューより)

最終更新:5/27(土) 16:45
AbemaTIMES