ここから本文です

14年度県民所得全国5位 金額最高318万5000円

5/27(土) 0:35配信

北日本新聞

 内閣府は26日、2014年度の1人当たりの県民所得を発表し、富山県は318万5千円で全国5位だった。現在の計算方法で公表されるようになった01年度以降では、金額は最高で、順位は11年度に並ぶ最高タイ。トップは東京都、2位以下は愛知県、静岡県、栃木県と続いた。北陸では福井県(297万3千円)が14位、石川県(294万7千円)が16位となっている。

 富山県は13年度の発表時点の7位(315万9千円)から順位を二つ上げた。県によると、製造業において大きなウエートを占める医薬品や非鉄金属、鉄鋼などの生産が伸びたことが要因とみられる。対前年度増減率(0・5%増)の全国順位は23位だった。

 01年度以降、富山県の順位は全国10位前後で推移してきた。08年のリーマン・ショックの影響で、09年は17位まで順位を落としたものの、その後はトップ10入りが続いている。

 発表時点では推計値で、最新データを用いて過去にさかのぼって再計算していくため、例えば現時点での04年度の富山県の1人当たり県民所得は343万円となっている。県統計調査課は「14年度は好調だったが、リーマン前の水準まで回復したとは言い切れない」と話している。

 ◆県民所得◆
 県民が受け取る雇用者報酬(賃金・給与)、利子や配当などの財産所得、県内企業が稼ぎ出す企業所得の合計。総人口で割った「1人当たり県民所得」は県全体としての経済的豊かさを示すもので、個人の所得水準を単純に表すものではない。

北日本新聞社

最終更新:5/27(土) 0:35
北日本新聞