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両陛下ご来県 28日の全国植樹祭出席

5/27(土) 14:29配信

北日本新聞

 天皇、皇后両陛下は27日、魚津市を主会場に開かれる第68回全国植樹祭出席のため、北陸新幹線で来県された。高岡御車山(みくるまやま)会館(高岡市)を視察し、ANAクラウンプラザホテル富山(富山市)であった植樹祭のレセプションに出席。県警によると、駅や沿道などで総勢1万9千人を超える県民が歓迎した。28日に植樹祭の式典に臨席し、滞在は29日まで。両陛下の県内訪問は2015年10月の「全国豊かな海づくり大会」以来1年7カ月ぶり。

 両陛下は北陸新幹線の臨時専用列車でJR東京駅を出発し、予定通り午後1時33分、JR新高岡駅に到着。ホームでは石井隆一知事と稗苗清吉県議会議長、白井利明県警本部長、高橋正樹高岡市長、曽田康司同市議会議長が出迎え、来島達夫JR西日本社長が先導した。

 同駅北口では、待ちわびた高岡市民らが日の丸の旗を手に「ようこそ」などと歓声を上げ、両陛下は穏やかな笑みを浮かべ、手を振って応えた。

 高岡御車山会館では林昌男館長から山車(やま)の歴史や、祭りが昨年12月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されたことなどについて説明を受けた。

 宿泊先のANAクラウンプラザホテル富山では国土緑化運動・育樹運動ポスターなどの原画コンクール入賞作品を鑑賞し、受賞者に「おめでとうございます」と声を掛けた。レセプションでは植樹祭の関係者らと和やかに歓談した。

 28日は魚津桃山運動公園(魚津市)で植樹祭の式典に臨席し、YKKセンターパーク(黒部市)を見学する。29日は高志の国文学館(富山市)を鑑賞後、富山県美術館(同)で昼食を取り、午後に富山空港から特別機で帰京する。

 両陛下は毎年、植樹祭に出席している。天皇陛下の退位を実現する特例法が成立すると、退位の時期は来年12月が想定され、次回の開催地・福島県での式典が両陛下にとって最後となる可能性がある。

 両陛下の初孫で秋篠宮家の長女、眞子さまの婚約が明らかになってからは初めての地方訪問となった。

北日本新聞社

最終更新:5/27(土) 14:29
北日本新聞