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宮里藍、引退へ 女子ゴルフ人気けん引 元世界ランク1位

5/27(土) 9:50配信

沖縄タイムス

 女子ゴルフの元世界ランキング1位で、日本のプロツアーをけん引した東村出身の宮里藍(31)が26日、今季限りで現役を退く意向を表明した。マネジメント会社を通じ、29日に東京都内のホテルで記者会見を開くと発表した。“藍ちゃん”の愛称で人気を博し、2006年から本格参戦した米ツアーで岡本綾子の17勝に次ぐ9勝、日本ツアーではアマチュア時代を含めて通算15勝を挙げた。

 兄の聖志と優作もプロのゴルフ一家。レッスンプロの父、優さんの指導で力をつけてアマチュア時代から頭角を現した。宮城・東北高校3年だった03年9月にミヤギテレビ杯ダンロップ女子を当時の日本ツアー最年少の18歳で制覇。一躍人気者となると、プロに転向後も順調に勝利を積み重ね、05年は日本女子オープン選手権を制して「日本一」の称号を手に入れた。実力を兼ね備えた新鋭の活躍で、観客動員やテレビ視聴率は大きく伸びた。

 主戦場を米ツアーに移すと、絶不調を経験しながらも09年のエビアン・マスターズで初優勝。年間5勝を挙げた10年には世界ランキング1位に立った。

 ただ、近年は振るわず優勝は12年が最後。今季米ツアーでは4月上旬まで5試合に出て34位が最高で、最新の世界ランキングは115位。念願だったメジャー制覇を果たしていない段階で、一線を退く決断を下した。一方、5月19~21日の中京テレビ・ブリヂストン・レディースで最終日に8アンダーをマークして通算11アンダーで6位に入るなど、実力の一端を見せた。

 次は6月8日から神戸市で行われるサントリー・レディースへの出場が決まっている。

 宮里は02年に沖縄タイムス青少年文化・スポーツ賞年、04年に沖縄タイムス特別スポーツ賞、10年に県民栄誉賞、日本プロスポーツ大賞殊勲賞受賞。国内の生涯獲得賞金は4億1734万2622円。

 【プロフィール】宮里 藍(みやざと・あい)父優氏の指導で4歳からゴルフを始める。宮城・東北高3年の03年にアマチュアとして30年ぶりにプロツアーを制し、その後プロ転向。06年から米ツアーに本格参戦し、09年7月のエビアン・マスターズで初勝利。10年には5勝して世界ランキングで一時トップになった。米ツアー通算9勝で、直近は12年7月のアーカンソー選手権。国内通算15勝。2人の兄もプロゴルファー。東村出身。155センチ。31歳。

最終更新:5/27(土) 9:50
沖縄タイムス