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スーパーフォーミュラ第2戦予選1:関口雄飛が圧巻の0.6秒差ポール。トラフィック避けた戦略も奏功

5/27(土) 12:09配信

オートスポーツweb

 若干の風の冷たさは感じるものの鈴鹿の開幕戦同様、好天に恵まれ幕を開けた全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦岡山。今大会は土曜日にレース1、日曜日にレース2と2レース制で行われる。それに伴い、予選方式も変則的となり、土曜日の午前には、同午後に行われるレース1のグリッド順を決める公式予選が行われた。

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 このレース1公式予選は通常の3セッションノックアウト方式ではなく20分間の走行枠でのベストタイム順によりグリッドが決められ、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPAL)がポールポジションを獲得した。

 気温22度、路面温度32度の状況で10時30分の走行開始の5分前ほどから多くのマシンがピットロードに待機。セッション開始とともにコースへと繰り出していったが、KONDOの2台とナレイン・カーティケヤン(TCS NAKAJIMA RACING)の3台は間隔を空け、走行開始から5分を経過してからコースへと向かう。

FUJI×raffinee KONDOの2台はトラフィックを避け、まずは最初のアタックでルーキーの山下健太が6番手の位置に名を連ねる。同じくルーキーのニック・キャシディはミスがあったのかこの時点では12番手。KONDOの2台より少し前にコースインしていた小林可夢偉(KCMG)は最初ユーズドタイヤでコースインしたか、1周目でピットインしてすぐにコースに戻りタイムアタック。可夢偉はこの時点で5番手の位置に就いた。

 10分を経過した時点での上位5台の順位は、石浦宏明(P.MU / CERUMO · INGING)、ヤン・マーデンボロー(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、関口、国本雄資(P.MU / CERUMO · INGING)、小林可夢偉。

 この後、通常のセオリーどおり路面のグリップが上がる残り10分を切ってからニュータイヤを装着してのタイムアタック合戦がスタートするなかで、まずは関口がタイムアタック。関口はトラフィックを避けて、一番最初に2度目のアタックに入る。

 その後、全車一斉にアタックへと向かった。各車タイヤを暖め、アタックタイミングを狙うが、1周の距離が短い岡山サーキットではトラフィックが続出。前が詰まり、合わせてスローダウンしたり、追い抜いたりでアタックに入るタイミングが難しい状況に。

 そんな中、残り1分10秒を切ったあたりで、フリー走行でトップタイムだったフェリックス・ローゼンクビスト(SUNOCO TEAM LEMAN)がアタック中、目の前にウォームアップ中でマシンを左右に振っているマシンに近づきスピン。すぐにコースに復帰できるも、その周のアタックを諦めて翌周に再度アタック。しかし、14番手に沈む。

 各車アタックに入ったところでセッションベストタイム更新の嵐となり、タイミングモニターの画面から目が離せない中、全体ベストの赤色の数字を連ね、トップタイムを出したのは2回目のアタックを最初に行った関口。その直後にアンドレ・ロッテラー(VANTELIN KOWA TOM’S)が2番手タイムと続き、予選前半では上位タイムを残せなかったキャシディが3番手と続く。

 セッション前半にトップタイムだった石浦は自身の最初のアタックのタイムを更新できずの4番手、5番手にマーデンボローが続いた。2016年チャンピオン1号車の国本もチームメイトの石浦と同様、1回目のアタックの更新できず10番手、開幕戦ウイナーの中嶋一貴(VANTELIN KOWA TOM’S)はタイム更新するも11番手に沈んだ。

 スーパーフォーミュラ参戦2年目の関口は昨年第6戦SUGO以来となる通算3度目のポールポジションを獲得。2番手を0.6秒引き離す圧巻のアタックで、他のドライバーとタイミングをずらし、前がクリアな状況でアタックする戦略も奏功した。午後の決勝レース1は15時30分より周回数30周で行われる。

[オートスポーツweb ]