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F1 Topic:懸念払拭でピレリのバックアップタイヤはお蔵入りへ

5/27(土) 21:29配信

オートスポーツweb

 F1モナコGPから、グランプリの週末に使用する3種類のコンパウンド数は、チームが決定することになった。 

今季から導入された幅広タイヤを初めて試すマクラーレンのバトン

 昨年、ピレリは2017年用タイヤのテストをトップ3チームのマシンを使用して開発していたため、トップチームにはデータ収集という面でアドバンテージがあった。

 そのため、開幕5戦はすべてのチームがイコールコンディションで戦えるよう、グランプリに持ち込む各コンパウンドのセット数はピレリが決定し、全チームが同じセット数を週末に使用していた。

 5戦目のスペインGPでハードコンパウンドが持ち込まれたことで、今年使用する5種類のコンパウンドがすべてグランプリ期間中に使用されたため、ピレリと各チームは6戦目のモナコGPから昨年と同様、チームがグランプリに持ち込むセット数を自由に決定するシステムに戻した。

 その結果、ソフトは2セットのジェンソン・バトン以外は1セットとほぼ全員が同じだったが、スーパーソフトは1セット組が7人、2セット組が9人、3セット組が4人に別れ、ウルトラソフトも9セット組が4人、10セット組が10人、11セット組が6人と、こちらも三様となった。

 モナコGPはタイヤをトラックで輸送できるヨーロッパラウンドであるため、コンパウンドのセット数の決定はレース日の2週間前の5月16日に締め切られたが、次のカナダGPとアゼルバイジャンGPは輸送を飛行機で行ういわゆるフライアウェイラウンドとなるため、すでにノミネートは締め切られている。

 スペインGPでハードコンパウンドが投入され、すべてのコンパウンドが使用されたことで、もうひとつ決められたことがある。それは開幕前にピレリが準備していたパックアップタイヤを今シーズン使用することがなくなったことだ。

「念のためにバックアップタイヤを用意していたが、開幕5戦を見る限り、現在のタイヤに問題はないことがわかったので、もうバックアップタイヤを使用することはない」とピレリのF1レーシングマネージャー、マリオ・イゾラは語っている。

[オートスポーツweb ]