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まちづくり発電所完成 白峰、売電収入で地域活性化

5/27(土) 1:46配信

北國新聞社

 白峰まちづくり協議会(白山市)が同市白峰に建設した「白峰まちづくり発電所」の完成式は26日、同所で行われた。住民や整備に協力した金沢工大、県内企業の関係者約30人が、売電の収益を地域活性化に生かすための小水力発電設備に期待を寄せ、山村集落の発展を願った。

 発電所は鉄筋コンクリート造りで、高さ2・8メートル、幅2・6メートル、奥行き2・4メートルとなっている。発電所の後背地の高台を流れ、除雪時に雪を捨てる「流雪溝」となっている明谷(みょうだに)用水から取水し、水の落差6・9メートル分のエネルギーを発電に利用、北陸電力に売電する。年間発電量は最大約3万9千キロワット時で、約80万円の収益を見込む。

 式では、織田捷二(しょうじ)理事長が「白峰村時代に水車での発電の話があったが、夢物語だった。有効に使いたい」とあいさつし、大澤敏学長、永井徹史市議会副議長が祝辞を述べた。発電所の除幕、運転開始に続き、白峰小児童が字を書き、金沢工大の大学院生が加工した木製看板が掲げられた。

 協議会は今後、売電で得た資金を里山の再生や若者のUIターン促進などのまちづくり事業に活用する。発電所は、金沢工大地方創生研究所との連携事業で開設された。同研究所は今後、発電量などのデータを集め、再生可能エネルギーの研究に生かす。

北國新聞社

最終更新:5/27(土) 1:46
北國新聞社