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奥能登塾、来月発足 達人に学び活性化、移住者や若者を結集

5/27(土) 1:46配信

北國新聞社

 奥能登でまちおこしに取り組む有志や県の呼び掛けで6月6日、能登地区の移住者や地元の若者らによるネットワーク組織「奥能登塾」が発足する。各市町で地域振興に携わる人材を結集し、交流、連携を図る。能登空港を拠点に里山里海の資源や伝統文化、まちづくりなどに詳しい「達人」を講師に迎えて勉強を重ね、能登全体の視点から新たな活性化策や新規創業の芽を見いだす。

 県などで構成する「のと里山空港賑(にぎ)わい創出実行委員会」が中心となって運営し、塾生は公募していく。名称は「奥能登塾」だが、奥能登2市2町に限らず、世界農業遺産認定地域の宝達志水町以北を想定し、各市町の地域おこし協力隊やOB、地元に根付いて振興に励んでいる人材など、幅広いネットワークづくりを進めたい考えである。

 6日は午後1時半から能登空港ターミナルビルで塾を設立し、第1回講座(北國新聞社後援)を開く。加能民俗の会会員で、真宗大谷派西勝寺住職の西山郷史さん(珠洲市)が「能登國1300年 歴史・民俗・ロマン」と題して話す。

 2、3カ月に1回程度のペースで開講し、地元の先(せん)達(だつ)や、能登の里山里海資源を生かした事業を軌道に乗せた先輩、全国的に活躍するまちおこしの専門家などを講師に迎える。関係者は、塾生同士が自主的に知恵やアイデアを出し合うことで新たなプロジェクトが動きだし、能登の次代を担う人材育成にもつながるよう期待している。

 呼び掛け人の一人で、能登の地域おこしに取り組む星野正光さん(輪島市門前町)は「能登の風景や食、何より優しい人柄といった魅力を生かし、皆で盛り上げていく機運を高めたい」と話した。塾の受講料は無料で、申し込み、問い合わせは県奧能登総合事務所企画振興課まで。

北國新聞社

最終更新:5/27(土) 1:46
北國新聞社