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為替市場に「ラストルック」不要、規制は不十分-世界最大の投信会社

5/26(金) 10:58配信

Bloomberg

ミューチュアルファンド運用で世界最大手、米バンガード・グループの外国為替トレーディング責任者アンディ・マーク氏は、公正な為替市場に「ラストルック」は不要だと述べた。ラストルックは損失が見込まれる取引からディーラーが執行間際に手を引くことを可能にする慣行で、その是非を巡る議論が続いている。

マーク氏は電話インタビューで、「究極的にはラストルックのない為替の世界を見たい。市場の流動性がより潤沢になり透明性が高まるほど、全員にとってより良い、より公正なものになる」と指摘。ここ数カ月で同慣行は減ってきたが、なお根強く残っているとの認識を示した。バンガードの運用資産は約4兆ドル(約447兆円)に上る。

中央銀行当局者と業界関係者で構成される新設のグローバル外国為替市場委員会(GFXC)は25日、グローバル外為行動規範を公表。その中でラストルックを巡る取引慣行へのフィードバックを求めた。同規範は指標金利操作疑惑で過去数年に複数の銀行が巨額の制裁金支払いなどに追い込まれたことを受け、不正行為一掃のために策定された。

原題:Vanguard Says FX Markets Fall Short in Curbing ‘Last Look’ (2)(抜粋)

Lananh Nguyen

最終更新:5/26(金) 10:58
Bloomberg