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地元企業の魅力、ブログで発信 記者は浜松湖北高商業科3年生

5/28(日) 7:20配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 浜松市北区の県立浜松湖北高商業科3年生31人が市内の企業と協力し、地元の中小企業の魅力をブログで発信する取り組みがスタートした。生徒が企業を訪問し社員にインタビューを行って、仕事の内容ややりがいを記事にまとめる。働く人の生の声を聞き進路選択の参考にするほか、ブログの閲覧数を増やすための試行錯誤を通じて、企業がPR戦略を考える過程を模擬体験し学びを深める。

 生徒は6グループに分かれ、製造業や飲食店などを取材する。協力するのは同市中区の総合エネルギー会社「エネジン」。生徒は取材で聞くべき内容や記事作成の方法を教わり、同社が運営する「エネフィーブログ」に記事を掲載する。

 19日には同校で1回目の授業が行われ、同社担当者から取り組みの目的やスケジュールの説明を受けた。ブライダル関係への就職を目指す柳田優莉亜さん(17)は「社会人の本音や、どんな勉強をして現在の職業に就いたのかを聞いてみたい」と話した。

 商業科の3年生は半分以上が卒業後に就職を希望。地元企業にとっては人材確保のため自社をPRする好機だ。取り組みに関わる同社の匂坂幸治さん(42)は「生徒に仕事を見てもらうことで企業側のやる気も高まる。地元での就職に興味を持ってもらい、若い世代の定住促進につながれば」と話す。電子商取引について学ぶ授業の一環でもあり、学校は実践的な機会を歓迎。商業科担任教諭の丸山祐さん(33)は「ブログ作成を通じて、企業が情報発信のために行っている工夫を学べる」と期待を寄せる。

 同社は伊東市の県立伊東商業高でも同様の取り組みを実施。12月には両校の成果発表会を開く予定。

静岡新聞社