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衛生相、ジュネーブで米国含む31カ国と会談/台湾

5/28(日) 17:47配信

中央社フォーカス台湾

(台北 28日 中央社)陳時中衛生福利部長(衛生相)は27日、世界保健機関(WHO)総会が開催されていたジュネーブから帰台し、記者会見を開いた。今年、台湾はWHO総会に招請されなかったが、26日までに米国を含む31カ国、28の国際組織と計59席に及ぶ会談を行ったことを明らかにした。今後は積極的に他国と連絡を取り合い、WHO総会への参加に向けて新たな計画を策定する方針。

陳部長は総会に参加できなくても、場外は貴重な情報交換の場であり、各国と実質的な交流を深められたことがより重要だったと説明。会談の他にも、専門的なフォーラムを2度開催したと述べた。23日にスイス保健政策協会(Swiss Society for Health Policy)と共に健康保険に関する座談会を行い、24日には疾病流行の対応策に関する国際フォーラムを開催。米国や日本などを招き、意見交流を行ったという。

今回の訪問で、WHO次期事務局長に選出されたエチオピアのテドロス・アダノム氏との面会も果たした陳部長。エチオピアは中国大陸と関係が深く、台湾とは国交がないため、WHO総会への参加が不利になることが懸念されているが、陳部長は状況が悪かったとしても、今より悪くなることはないと述べ、WHOの公正なる新たな視点の創出に期待を示した。

(張茗喧/編集:楊千慧)