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【六大学】慶大、史上初1試合2本の満塁弾で6季ぶりVに王手

5/28(日) 6:05配信

スポーツ報知

 ◆東京六大学野球 最終週第1日 慶大8―5早大(27日・神宮)

 慶大がリーグ史上初となる、1試合2本の満塁本塁打で早大に逆転勝ち。2014年春以来、6季ぶり35度目の優勝に王手をかけた。

 2位の慶大は連勝が条件で、28日の2回戦で敗れると、首位・立大が99年秋以来、35季ぶり13度目の優勝となる。

 応援歌「若き血」が神宮の空に響く。陸の王者・慶大がグランドスラム2発で、3万人の大観衆の度肝を抜いた。まずは両チーム無得点の6回2死満塁。清水翔太一塁手が早大先発・小島和哉から右越えへ、先制の満塁本塁打を放った。「早慶戦初ヒットが満塁ホームラン。これから先も記憶に残る一打になったと思う」。5回まで無安打に抑えられていた左腕の直球をジャストミートした。

 直後の7回表に5点を奪われて逆転されたが、ひるまない。7回裏1死満塁からは、柳町達(たつる)中堅手が右翼ポール際へ逆転の満塁弾。2連続四球直後の初球、ルーキー左腕・早川隆久のスライダーを狙った。「多く投げていたので、1球だけ狙ってみようと。完璧に捉えました」。リーグ創設92年目で初となる、1試合2本のグランドスラム。チームはわずか4安打ながら、2イニングで8得点と破壊力を見せつけた。

 開幕戦をルーキーの関根智輝(城東)が務めるなど、今季は絶対的エース不在で迎えた。「おまえらが打たないと勝てない」と大久保秀昭監督(47)が指名したのは、今秋ドラフト候補の岩見雅紀左翼手、若き司令塔の郡司裕也捕手に加え、清水翔と柳町だった。他の選手よりも多くの打撃練習を課し、得点力アップを目指してきた。岩見はリーグトップの5本塁打。清水翔ら3人も打率3割超えをマークし、投手陣をバックアップしている。

 28日の2回戦は勝てば優勝、負ければV逸の大一番。4打数無安打に終わった岩見も黙ってはいない。「どうにか修正して試合に絡む1本を出せればいい」。チーム一丸の底力で、リーグ優勝をつかみ取る。(青柳 明)

最終更新:5/28(日) 6:05
スポーツ報知

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