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ネタバレ?音?全部オッケー!スクエニ破格の全面協力「FF XIV 光のお父さん」

5/28(日) 20:12配信

シネマトゥデイ

 人気オンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」にまつわる実話をベースにし、「ファイナルファンタジー」シリーズ初の実写ドラマ化作品としても注目を浴びている、放送中のドラマ「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」。放送時のゲームプレイ映像を、基となったブログを執筆している原作者がゲーム仲間と共に作成しているということでも話題を呼んでいるが、それを認めドラマを支えているスクウェア・エニックスの驚きの懐の広さについて、渋谷恒一プロデューサーが語った。

【画像】実際のドラマはこんな感じ ゲーム画面あり「光のお父さん」劇中ショット

◆使っちゃいけないネタバレって何ですか?

 「ファイナルファンタジーXIV」のプレイヤーブログを、実写ドラマとして制作している本作。ドラマ化のため、スクエニへ渋谷氏が交渉に行くと、スクエニ側からは「いいドラマを作ってほしい」と言われたそう。「ファイナルファンタジーXIV」のプロデューサー兼ディレクターである吉田直樹氏自身が、もともと同ブログのファンだったということもあったが、ドラマ化の話においてはいいドラマを作るという一点にのみに話は集中したという。

 「『ネタバレとか使っちゃいけないところはありませんか?』と聞いたら、『使っちゃいけないところって何ですか?』と逆に聞かれたんです。むしろ『だって渋谷さん、今動画サイトなどでプレイヤーたちの動画や画像が出ているんですよ。ネタバレも何もないじゃないですか』とおっしゃったんです(笑)」(渋谷氏)。

 ゲームプレイ映像を、実際のゲームでプレイヤーたちが存在する稼働サーバーで撮影することに対してもスクエニ側は問題なしと返答。ドラマでは「ファイナルファンタジーIII」の映像も使われているが、これも「どうぞ」と快諾。かえってゲームのプレイヤーだけにしかわからないネタなどを入れることに、「視聴者層を狭めるのでは?」と心配を示されるほどだったという。

 「彼らは多くの人にいいドラマを観てほしいという観点でチェックしていて。皆さんが考えていらっしゃる方向とは逆だったと思います」と述懐する渋谷氏。渋谷氏たちドラマ製作陣の方が、「コアなファンのハートをしっかりとつかみたい」とゲームネタを盛り込んだという。「深夜ドラマなのでライトコメディーで面白いものを作れれば、視聴者はきっとノってくれるだろうという思いもあって。なのであえて(ネタの)説明もしていないんです。これはFFXIVの“攻略ドラマ”ではないので」。

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最終更新:5/28(日) 20:12
シネマトゥデイ