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閉校から50年 タイムカプセルを開封 下田

5/28(日) 9:30配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 下田市立須崎小の閉校から50年。当時の在校生らが27日、学校跡でタイムカプセルを開封した。全校児童134人が将来の夢や目標を書いて中に入れ、「50年後に集まり、みんなで開けよう」と約束していたという。

 当時の在校生や教職員、卒業生ら77人が参加した。タイムカプセルは校長だった鈴木正之さんの発案で、「須崎小が存在したしるしを残そう」と、閉校記念碑の下に埋めた。

 全校児童の作文が入った高さ約40センチのつぼを掘り出し、カッターで開封した。紙は色あせていたものの、文字は鮮明で、学年ごとグループを作り、思い出話に花を咲かせた。

 東京都から駆け付けた女性(61)は「世界を旅し、リンカーンやガンジーのような人間になりたい」と書いてあった。「まだ海外に行ったことがないので、死ぬまでにかなえたい」と笑顔で話した。土屋優行副知事も閉校時の6年生。夢は「理学博士になり、世界平和のために働き、宇宙旅行にも行きたい」だったという。

 須崎半島の先端にあった須崎小は1873(明治6)年の開校。1967(昭和42)年に当時の柿崎小と統合して現在の浜崎小になり、94年の歴史に幕を下ろした。

静岡新聞社