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持ち歩ける簡易便座「イケベン」が海外旅行で大活躍しそう! 作者に聞いた意外な開発経緯

5/28(日) 20:28配信

ねとらぼ

 海外旅行へ行った際、便器に便座がついていない状況に遭遇したことのある人は少なくないのではないでしょうか。そんな悩みを解決してくれる便利グッズ「イケベン」が5月27日から28日まで開催されたデザインフェスタvol.45に出展されました。

【画像:洗濯しても1日で乾くというイケベン】

 海外でしばしば見かける土台がむき出しで便座もフタもない洋式トイレ。そんな海外のトイレ事情の救世主がポリエステル布製の携帯便座「イケベン」です。便器を除菌シートで拭いてからイケベンを広げてひもで固定することにより、簡易便座として使用できる他、中に入っているウレタンを取り外せば、4つに折りたたんで持ち歩くことができます。

 開発したのはITコンサルティングなどを行う池邉康子さん。2015年に家族でイタリア旅行を計画した際、「イタリアでは便座のないトイレが多い」という情報を目にしたことから自分たちで使えるようにと「イケベン」の制作を始めました。その後、試行錯誤しながらプロトタイプを持ってイタリアへ出発。現地の人たちから「中腰で用を足している」「便器の上に靴のまま上がって用を足している」という話を聞き、世界的に需要があるのではと製品化を検討し始めました。

 2016年1月ごろから試作品を持って各種展示会などを回り始めましたが、制作に協力してくれるメーカーはなかなか見つからず。数件の展示会を回ったのちに訪れた台湾で知り合った日本人がようやく「イケベン」のコンセプトに共感。2016年11月には商標の出願をできるまでになりました。

 今回デザインフェスタで出展したものは水色とオレンジの2パターンで、池邉さんの長女が描いた「名無しのたぬき」がワンポイントになっています。今後は2000円台後半での販売を目指しており、早ければ来月ぐらいからネットやビジネスコンペで取り扱っていきたいとのことでした。

最終更新:5/28(日) 20:28
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