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【オリックス】9連敗…球団ワースト月間19敗に並んだ

5/28(日) 7:05配信

スポーツ報知

◆ロッテ2―1オリックス(27日・ZOZOマリン)

 オリックスはロッテに競り負け、連敗は2012年9月に12連敗して以来の「9」まで伸びた。4月の開幕ダッシュから一転、5月は大失速。これで月間の負け数が「19」になり、03年8月に記録した球団ワースト記録に並んだ。今月の残り3試合に全敗すれば、1961年に近鉄が残したプロ野球記録の月間22敗に並んでしまう。

 力なく“その時”を迎えた。8回まで散発4安打。9回2死からT―岡田の12号ソロで完封を阻止するのがやっと。「これだけ点が入らなかったら…。なんとか選手も必死にやっているし、継投とかで手は打っているんですけど…」。見せ場のない敗戦に、福良監督の言葉がむなしく響いた。

 5月は19敗目(3勝)となり03年の球団記録に並んだ。9カード連続負け越しは球団ワースト。15勝8敗の2位で終えた4月がウソのような低迷の原因は―。

 〈1〉日替わり打線

 4月は1番に宮崎を固定。4月8日から5月3日までの19試合で打率3割0分8厘、2本、10打点と打線を引っ張った。だが、調子を落として5月10日に登録抹消されると、1番以外も打線を固定できない。

 昨季最下位からの逆襲を期す今季は、各選手が開幕にピークを合わせて4月の快進撃につながった。その“代償”として、宮崎に象徴されるように5月はチーム全体に不調の波が訪れた。選手層の薄い野手は、36歳の小谷野ら疲労の見える選手を休ませることができず、悪循環が起きている。今月の1試合平均は2・1得点。「打てないのがあまりに長い期間続いている」と下山打撃コーチ。追い打ちをかけたのが、大砲の離脱と先発ローテの駒不足だ。

 〈2〉ロメロの負傷

 開幕から4番に座り、15試合で打率2割8分1厘、5本、12打点の好成績を残したが、4月22日のロッテ戦で左膝を負傷。「左膝大腿骨の骨挫傷」で戦列を離れた。以降、チームは29試合で7勝しかできていない。

 〈3〉投壊

 「開幕から100%でいきたい」と気合十分だったエース金子が、5月2日の楽天戦まで中5日を3度繰り返して5連勝したが、ここ3試合は白星なし。西やコークが離脱し、開幕ローテは崩壊した。代わりの先発投手も期待に応えられず、次々と2軍落ち。3、4月は2・90だった月間の防御率が、5月は4・76まで落ち込んでいる。

 「みんなで乗り越えていくしかない」(小谷野)とナインは前を向くが、長く暗いトンネルの出口は見えてこない。28日に観戦予定の宮内義彦オーナー(81)の前でのワースト記録達成は避けたい。(筒井 琴美)

 ◆03年のオリックス 開幕から低迷し、4月23日に石毛宏典監督が解任。後任にはレオン・リー監督が据えられたが、6月17日のダイエー戦で21失点、7月27日の同カードでも26失点。8月は1日の同カードで1―29という歴史的大敗を喫すると、4勝19敗1分けと大きく負け越し。同年のシーズン防御率5・95、927失点、被安打1534本、被打率3割0分6厘はいまだにプロ野球ワースト記録。最終的には48勝88敗4分けで、首位のダイエーに33・5ゲーム差離されて、断トツの最下位に終わった。

最終更新:5/28(日) 8:09
スポーツ報知

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