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元関脇安美錦、十両優勝を逃す 戦後最年長Vならず

5/28(日) 15:30配信

デイリースポーツ

 「大相撲夏場所・千秋楽」(28日、両国国技館)

 元関脇で西十両8枚目の安美錦(38)=伊勢ケ浜=がトップ5敗で並んでいた錦木(伊勢ノ海)との直接対決に敗れ、十両優勝を逃した。舛田山の36歳3カ月を越える38歳7カ月の戦後最年長、十両優勝はならなかった。

 計5度の立ち合いとなる激戦だった。“第1戦”は突っかけられ、自らの手付き不十分で3度目の立ち合い。土俵際、引き落としで相手を転がし、軍配は自らに上がった。だが物言いが付き、「体が同時」として取り直しになった。

 “第2戦”も2度目で立った。安美錦は鋭く踏み込み、頭を付けて押し込んだが、はたかれてバッタリ。執念は届かず力尽きた。

 「残念だね。(1度目は)残ってると思ったけど仕方がない。(立ち合いは)向こうが早く当たりたい感じだった」と振り返った。

 優勝がかかり、館内も大声援。「久々にいい声援を聞いた。いい相撲を取ろうと出し切れればと。体中が熱くなった。応えたかった」と肩を落とした。

 昨年夏場所で左アキレス鍵を断裂した。2場所休場し、同秋場所で十両に転落し、5場所目になる。「負けて悔しい」と有終ならず、唇をかんだ。