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【六大学】立大、35季ぶりVに溝口監督「18年間開かなかった扉を開けた」

5/28(日) 18:21配信

スポーツ報知

◆東京六大学春季リーグ最終週第2日 早大12―6慶大(1勝1敗)(28日・神宮)

 待ちに待った優勝だった。立大が1999年秋以来、35季ぶり13度目、21世紀初優勝を飾った。

 9勝4敗2分の勝ち点4で全日程を終了し、優勝の行方は、早慶戦の結果待ちだった。慶大が敗れたため、優勝が決まり、溝口智成監督(49)は「18年という長い間、開かなかった扉をやっと開ける。喜びとともにホッとしています。この1週間はつらかったです。全日程を終えて運を天に任せるしかなかった」と静かに喜びに浸った。

 第6週を終えた時点で東大を除く5校に優勝の可能性があった大混戦を制した。「ひとりの力、能力に頼らずチーム全体で一体感を持って戦えた」と選手の団結力を褒めたたえた。

 溝口監督は就任4年目。1年目の秋、昨年春秋と3度優勝争いをしながら、届かなかった頂点に立った。

 4番でリーグ2位の3割4分8厘、リーグトップの16打点と活躍した笠松悠哉(4年)=大阪桐蔭=は「4年間で3度優勝を狙えるところにいながら優勝できなかった。優勝できてホッとしている」。主将の熊谷敬宥(4年)=仙台育英=はロッカールームで試合を見届け優勝が決まると、感極まって涙した。「ドキドキして(早慶戦を)見ていました。(優勝して)みんなに『ありがとう』と言いました」。極度の不振から思い悩むことも多かったが、チームの勝利を優先した。「自分の結果にこだわっていてもダメだということに途中で気がついた」。率先して声を出してチームを引っ張った。バントミスがあった場合は、翌日の練習では全員でバント練習を行うなど一体感を高める工夫を行った。

 「後輩たちがやりやすいように心がけた」と熊谷主将。上級生が率先して下級生を誘い食事に出かけるなど、学年の垣根を取り払おうと努めた。「昨年くらいからやっていますが、いい伝統が守られていると思います」。

 春季リーグ優勝は、1966年以来。全日本大学野球選手権(6月5日から7日間・神宮ほか=報知新聞社後援)には、51年ぶり5度目の出場となる。溝口監督は「六大学を代表して選手権に出るのだから優勝することを大前提にして練習する」。熊谷主将も「そんなに甘くないと思うけれど、最終目標は日本一。ワクワクしています」と大学日本一を見据えた。

最終更新:5/28(日) 18:39
スポーツ報知

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